榴岡公園の桜と仙台駅東口の桜スポット2019（宮城県仙台市）

「榴岡（つつじがおか）公園」は、シダレザクラが美しい公園です。仙台駅からJR仙石線でひと駅の榴ヶ岡駅から徒歩約1分のところにあります。

「榴岡公園」には、シダレザクラのほかにも、ソメイヨシノ、エドヒガン、ジュウガツザクラ、ベニシダレ、ヤエベニシダレ、カスミザクラ、ヤマザクラ、オオシマザクラ、フゲンソウ、イチヨウ、カンザン、モチズキサクラ、エド、ショウゲツ、ギョウイコウ、スザク、ミクルマガエシ、キリンとたくさんの種類の桜があり、長い期間桜を楽しむことができます。

1本1本じっくりと桜を眺めながら、公園を散策するのも楽しそうですね。

桜が満開になる4月は、まだまだ寒い日も多い東北・仙台。榴岡公園では、桜まつり期間中に屋台が出店しますので、あったかグルメを楽しむのはいかがでしょうか。おでんやたこ焼き、豚汁、玉こんにゃくなど定番のあったかグルメがあります。

牛たんで有名な「牛たん炭焼き　利久」の屋台を見つけたら、食べてほしいのが「牛たんまん」です。牛たんの歯応えと、おいしさがギュッと詰まったアツアツの大きな牛たんまんは、食べ応えがあります。

昼はもちろん、夜もビニールシートを敷いてたくさんの人がお花見を楽しむ桜スポットの「榴岡公園」。近くには、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、楽天生命パーク宮城がありますので、野球観戦の前後にお花見をするのもおすすめです。

「榴岡公園」の近く、仙台駅東口の周辺には、合わせて楽しみたい桜スポットがあります。「榴岡公園」から歩いてすぐの場所にあるのが、学問の神様・菅原道真公を祀る「榴岡天満」です。

「榴岡天満宮」では、ソメイヨシノやシダレザクラを楽しむことができます。

2018年は、桜の開花がとても早かった仙台。「榴岡天満宮」のソメイヨシノやシダレザクラは、「榴岡公園」の桜よりも咲き進むのが早いようでした。あっという間に満開となり、写真を撮影した頃には桜吹雪が舞っていました。

学問の神様を祀る天満宮ゆえに、お正月には初詣の人で行列ができますが、桜の季節は穴場スポットということもあり、静かに参拝することができます。

自身が丑年の生誕ということもあり、牛との逸話が多く残っている菅原道真公。境内の「撫で丑」は、御祭神と参拝者をつなぐ役割をしているそうです。

「優の丑」は、親子団らんで幸福を授けてくれます。自分と家族の生まれた月に触れ、「優の丑」を撫でながら、無事合格、英才開花、親子安全、子孫繁栄を祈念しましょう。

桜が咲く前には白梅や紅梅、桜が散った後にはツツジも楽しめる「榴岡天満宮」。「榴岡公園」と合わせて訪れてみてください。

「榴岡天満宮」の石段を下り、歩いて数分の場所にあるのが、真宗大谷派「徳泉寺」です。

こちらのお寺では、桜と一緒に木蓮の花を楽しむことができます。真っ白い木蓮は、桜に負けない美しさですよね。

日本全国を見渡しても、桜と木蓮を一緒に見られる場所はそれほど多くはないでしょう。「徳泉寺」は、桜と木蓮が共演する貴重なスポットです。

「徳泉寺」では、山門越しに見える桜も絵になります。

2018年は、仙台の桜の開花が3月30日、満開が4月4日でした。例年は4月中旬前後に見ごろとなることが多いのですが、2019年も4月中旬ごろが見ごろとの予想が出ています。満開の桜もきれいですが、桜吹雪、桜の絨毯もきれいですので、長い期間たくさんの桜を愛でてください。

いかがでしたか。いずれの桜スポットも仙台駅東口から徒歩20分前後（JR仙石線榴ヶ岡駅から徒歩数分）の場所にあります。坂道や石段などもありますので、JR仙石線を活用し、「榴岡公園」「榴岡天満宮」「徳泉寺」と3ヵ所を巡ってみてください。

なお、桜の見ごろは、今後の天候によって変動しますので、最新情報を確認して出かけましょう。