春爛漫! 栃木の梅の名所3選!

春の訪れを感じる時季となってきました。春といえば、桜を連想する方が多いと思いますが、そのひと足先に梅の名所を巡って春を体感してみてはいかがですか。奥羽山脈、日光連山、足尾山地が連なる自然豊かな栃木県には、梅の名所が多数存在します。今回は、栃木県内でも比較的規模の大きい梅の名所3選を紹介します。
栃木県足利市 西渓園(せいけいえん)

西渓園(せいけいえん)は、栃木県足利市の隠れたスポットです。織姫山の西側の斜面にある梅林で、以前足利市に寄贈されたことから、現在は足利市が管理しています。梅の開花時期には無料開放され、約3ヘクタールの敷地に1,200本の梅が咲き誇ります。
足利市の職員の方によると、2019年春は、3月16日(土)あたりに満開を迎えたとのこと。梅は散り際が早いので、ここ数日が見ごろです。ぜひお早めに。なお、西渓園は、足利県立自然公園のハイキングコースから行くことも可能です。ハイキングの途中に立ち寄ってみるのもよいかもしれません。


西渓園には、専用駐車場がありません。西宮神社の裏手にある駐車場、もしくはさいこうふれあいセンター駐車場を利用しましょう。
栃木県市貝町 観音山梅の里梅園

市貝町の観音山梅の里梅園(かんのんやまうめのさとばいえん)には、約4ヘクタールの敷地に約3,000本の梅が咲きます。遊歩道や駐車場も完備されたこちらの梅林には、毎年多くの観覧者が訪れます。
3月中旬から3月下旬にかけて梅の花が見ごろを迎え、毎年「観音山梅の里梅まつり」が開催されます(2019年3月23日(土)開催予定。雨天時は翌日)。活気あふれる会場では、梅の花を眺めながら、農産物直売や梅娘との撮影会など、いろいろなイベントを楽しむことができます。


観音山梅の里梅園には、約100台収容可能な駐車場が完備されています。観音山の頂上付近に第一駐車場と麓の第二駐車場があります。
栃木県那須烏山市 国営塩那台地梅の里

国営塩那台地の梅の里(こくえいえんなだいちのうめのさと)は、栃木県最大級となる約4,000本の白梅と紅梅を観ることができる梅の名所です。山の斜面には、おもに3月の中旬から下旬に咲く白加賀が植えられ、開花の時期には梅の香りが一面に漂います。
毎年、春分の日の頃には、「那須烏山市の梅まつり」が開催され(2019年3月21日(木)開催予定)、子どもからお年寄りまで楽しめるイベントが行われます。


国営塩那台地の梅の里には、無料の駐車場が約70台分あります。JR烏山線烏山駅から車(タクシー等)で約10分、北関東道宇都宮上三川インターチェンジから約70分です(天候や交通事情による)。

いかがでしたか。栃木県の梅の名所3選は広大な敷地が多く、梅もさることながら同時に雄大な自然も満喫できるのが魅力です。ハイキングと一緒に楽しむことも可能ですから、運動しやすい軽快な服装で足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

筆者
栃木特派員
KEY
生まれも育ちも栃木県です。新たな時代の変化など自分の目で確かめ、少しでも栃木県の魅力を発信できればと思い執筆しています。
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