大人も子供も楽しめる「仙台市八木山動物公園」(宮城県仙台市)
1965年に開園した、宮城県仙台市の八木山動物公園を紹介します。八木山動物公園では、1999年にはアフリカ園が、2002年には猛獣舎がリニューアルオープンしました。2017年には、レストラン グーグーテラス、ふれあいの丘がオープンし、大人も子供も楽しめるスポットになっています。
絶滅危惧種クロサイの赤ちゃんが誕生
クロサイのオスの「アース」とメスの「ユキ」の間に、2019年2月5日、メスの赤ちゃん「ラン」が生まれました。赤ちゃんといっても、生まれて半月後には体重が51kgもあったそう。まだまだお母さんにピッタリ寄り添う甘えん坊の「ラン」、これからの成長が楽しみです。
2019年9月現在、屋外展示は午後1時30分頃までとなっています。午後3時頃からは屋内展示になります。
広島と秋田からライオンの仔が2頭来園
2018年にライオンの「オニール」が亡くなり、八木山動物公園ではライオンが不在でした。2019年3月に広島市安佐動物公園からオスの「サン」、秋田市大森山動物公園からメスの「なお」の2頭のライオンの仔がやってきました。
猛獣舎のライオン展示場では、ガラス越しにライオンを見ることができます。約3年で大人になるライオンたちの成長を間近で観察できます。
9月生まれの「サン」と「なお」。2019年9月28日(土)午後1時30分から、2頭一緒の誕生日会が開催されます。来園して半年、1歳を迎える2頭を八木山動物公園でお祝いしましょう。
餌やり体験、ふれあい体験は毎日開催中
八木山動物公園では、餌やり体験、ふれあい体験が毎日開催されています。ニホンザル、アフリカゾウ、ヤギ、ウサギ、カバに餌やり体験ができます。ふれあい体験では、ウサギ、モルモット、ヤギ、ヒツジとふれあえます。それぞれ開催場所や時間が異なりますので、公式サイトをチェックしてください。
なぜ、動物園にベーブ・ルース像があるの?
ところで、動物園には20世紀初頭に活躍した伝説の大リーガー「ベーブ・ルース」の像があります。なぜ、仙台市八木山動物公園内に?
1934年、全米大リーグ選抜チームが来日し、全日本チームと親善試合が行われました。第4戦が宮城県営八木山球場で行われ、ベーブ・ルースが来日初ホームランを放ちました。そのホームランを打ち込んだ場所が、のちの八木山動物公園のアフリカ園だったというわけです。
歩き疲れたら「グーグーテラス」で生ビール
広い園内、歩き疲れたらレストランでひと休みしましょう。ふれあいの丘にある「グーグーテラス」では、生ビールをいただけます。
ワインやノンアルコールビールなどもありますので、ひと休みにぴったりです。
もちろん、食事メニューもいろいろあり、何を食べようか迷ってしまいます。「しろくまプレート」や「ぞうさんキッズカレー」、「やぎさんパフェ」など、動物園ならではのメニューもあります。
八木山動物公園へのアクセス方法
土・日曜、祝日は、周辺道路が混雑しますので地下鉄の利用がおすすめです。仙台駅から地下鉄東西線の八木山動物公園駅(地下鉄で、日本一標高の高い駅)まで約12分。八木山動物公園駅からは歩いてすぐです。
地下鉄一日乗車券を八木山動物公園の窓口に提示すると、入園料が割引されます。
いかがでしたか。秋は、動物たちも活発に行動するそうです。大人も子供も楽しめる八木山動物公園。たくさんの動物たちに癒されに行ってみてください。
筆者
宮城特派員
yumi
仙台在住の美味しいものと旅行が好きな主婦です。仙台七夕まつりが好きで、何度か七夕飾りの作成ボランティアに参加。
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