1月25日、サンパウロが455歳に
うっかり忘れていましたが、1月25日、サンパウロの455回目の誕生日でした。
でも、サンパウロ在住の皆さん、今年はサンパウロの誕生日の印象がとても薄かったと思いませんか。
日曜日と重なっていて、祝日休暇が楽しめなかったということもありますが、やはり、最大の理由は、恒例の巨大バースデーケーキがなかったことでしょう。
本来でしたら、Bexiga(ビッシーガ)地区のRua Rui Barbosa(ルイ・バルボーザ)という通りに455メートルのケーキが作られ、争奪戦が展開されるはずでした。
でも、今年は世界的金融危機の煽りを受けてなのか、協賛者が集まらず、土壇場になってキャンセルになってしまったのです。
実は、ある協賛企業が今年はプラスチック製のお皿にケーキをのせて配ろうと提案、そのために300人を雇うことになり、予算が11万5千レアル(約445万円、R$1=38.67円)から20万レアル(約773万円)へと跳ね上がりました。
そして、昨年12月に割当が販売され始めましたが、協賛者が現れず、残念な結果となりました。
ビッシーガ地区では、サンパウロの誕生日イベントという伝統を途切れさせないため、この日、ルイ・バルボーザ街のアスファルト上に40人のストリートアーチストを集め455メートルのケーキの絵を描きました。
来年はまた、甘くて楽しい巨大バースデーケーキが復活することを心から願っています。
(写真説明:2008年のサンパウロのバースデーケーキ争奪戦の模様)
[参考サイト]
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