サンパウロの誕生日にケーキ争奪戦
1月25日はサンパウロ市の誕生日。
毎年恒例の巨大バースデーケーキが、イタリア移民街として有名なBixiga(ビッシーガ)区で準備されています。
サンパウロ市は今年で454歳を迎えるということで、バースデーケーキの長さも454メートル。
19日から始まったケーキ作りで使われている材料を挙げてみましょう。
小麦粉:1.5トン(約12600カップ)
マーガリン:644キロ(500グラム入り1288箱)
ベーキングパウダー:82キロ
砂糖:608キロ(約3800カップ)
卵:13202個
牛乳:1150リットル
一日に1万3千個の卵を生産するには7520羽のメンドリが必要とのこと。
また、1150リットルの牛乳は、一日に250mlの牛乳を飲む大人が4600日、実に、12年と7ヶ月もかけて、ようやく消費できる量だそうです。
こんな巨大ケーキをどうするのかというと、Rua Rui Barbosa(ルイ・バルボーザ)という通りに置き、「よーい、ドン!」で我先に飛びつくのです。
参加者は弁当箱やポリ容器を持って争奪戦に挑みますが、なかには大きなたらいをひっくり返してごっそりと持っていく人も。
昨年は453メートルのケーキでしたが、同イベントに約6000人の地元民が集まり、ものの7秒で姿を消してしまったとか。
今年のケーキはバニラとオレンジ風味。
争奪戦は1月25日午前11時からスタートします。
参加費は無料。
会場はRua Rui Barbosa(Rua Conselheiro CarrãoとPraça D. Orioneの間)。
なお、当日はクリームまみれになりますので、汚れてもいい服装でお出かけください。
(写真はBanespaタワーから望むサンパウロ市の街並み)
[参考資料]
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