EMBU das Artes(エンブー)――芸術の都の『蚤の市』(上)

公開日 : 2007年04月12日
最終更新 :
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サンパウロ中心地から車で南西へ約30分。

「芸術の都」として知られる近郊都市、Embu(エンブー)では毎週末午前8時から午後6時まで、『蚤の市』が開かれています(写真)。

人口24万5千人のこじんまりとした街。

エンブーという名前は17世紀、あるイエズス会修道士がMboi(エミボイ=トゥピ・グァラニー語で「蛇」の意)というインディオに瀕死のところを助けられたという物語に由来します。

20世紀初頭、国際的に活躍したCássio M’Boy(カシオ・エムボイ)ら実力派アーティストを輩出。

1960年代にはヒッピー・ムーブメントの流れに乗り、さらに多くの芸術家がエンブーに押し寄せてきました。

彼らの合言葉は、

自然と愛と平和と芸術と自由―――

まさに、現在のエンブーのあり方にぴったりですね。

『蚤の市』はブラジル人だけでなく、外国人観光客にも有名。

道を行き交う人からは、ポルトガル語はもとより、スペイン語やフランス語、英語、中国語まで聞こえてきます。

街の中央に位置する広場、Largo 21 de Abrilには絵画コーナーがあり、Centro de Atendimento ao Turista( CAT=観光案内センター)周辺にも、手造りのアクセサリーや織物、装飾品、ろうそく、石鹸などの出店が所狭しと並んでいます。

全てが色彩豊かで、「街がアートしている」といっても、過言ではありません。

身も心も芸術に染まるエンブーの『蚤の市』へのアクセスは下記をご参考ください。

(つづく)

インフォメーション:

[サンパウロからのアクセス]

マイカーの場合:

Marginal PinheirosよりRodovia Régis Bittencourt (BR 116)へ

地下鉄・バスの場合:

Campo Limpo(カンポ・リンポ)駅よりバス「EMBU CENTRO」

Tietê(チエテ)駅よりバス「EMBU / ENGENHO VELHO」ほか

[参考資料]

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