私のドイツ語勉強方法
スイスに住み始めてからと言うもの、いつでも、どこへ行っても付いて回るのが、
言葉の問題―。
国語として、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語が認められているスイス。
人口約760万人の住む九州ほどの小さな国に、4つもの言語が国語として話されています。
ドイツ語を母語としているのは、スイス国民全体の約64パーセント。
私の住むチューリヒも、そのドイツ語圏にある州のひとつです。
ドイツ語に次いで多く話されているのが、フランス語の約21パーセント、
イタリア語が約7パーセント、 ロマンシュ語が0.5パーセント…。
そして驚きなのが、その他の言語がイタリア語圏・ロマンシュ語圏より多く話されているということです。
「その他の言語」が話されている割合は9パーセント。
スイスに住む外国人の多さがよく分かる数字です。
さてさて、日々悪戦苦闘しているドイツ語…。
今日は私のドイツ語勉強方法をご紹介します。
「ドイツ語」と言っても、スイスで話されているドイツ語は、標準ドイツ語とは大きく異なります。
文法や発音も全く別物…。これには本当に苦労の連続です。
私達外国人がドイツ語学校に行って勉強するのは、「標準ドイツ語」。
でも一歩街に出ると、標準ドイツ語を話している人は滅多にいません。
地元スイス人は、「スイスドイツ語」を話します。
スイスドイツ語の中でも、私の住むチューリヒでは、「チューリヒドイツ語」が話されているのです…。
国民の約64%が話すスイスドイツ語。ドイツ語圏のどの地域にいるかによって、
これまた色々な「スイスドイツ語」があります。
まずは標準ドイツ語からだ!
という事で、私は毎日ポッドキャスト(インターネットで聞けるラジオの様なもの)で、
ドイツ語のニュースを聞いています。
Langsam gesprochene Nachrichten
ドイツ語学習者のために、ゆ〜っくりニュースを読んでくれるポッドキャストです。
毎日配信されます。
HPはこちらをクリック!
このニュースをまずは聞いて、その後書き取りをし、分からない単語を辞書で調べ、
その後自分で読んでみて、最後に聞きながら一緒に読む「シャドーイング」をします。
Lernerporträts
このHPでは、ドイツ語学習者へのインタビューを読むことが出来ます。
実際インタビューの様子を音声で聞くことも可能。
今月は、日本人の方がインタビューを受けています。
HPはこちらをクリック!
世界中、色んな人がドイツ語を勉強しているんだ…!
そう思うと、元気が出ます。
私も頑張るぞ…と、気合を注入。毎月の更新を楽しみにしています。
「チューリヒドイツ語」の勉強方法については、また今度。
標準ドイツ語も、チューリヒドイツ語も、目標は「ジョークが言えるようになること!」です。
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