アヨーディア土地所有権判決に関する注意喚起 日本外務省より
ウッタル・プラデーシュ州アヨーディヤには、
イスラム教寺院バーブリー・モスクの土地所有権を巡る
ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立があります。
この土地所有権についての判決が、今月24日に出る予定でしたが、
本日28日以降に延期となりました。
判決後に、暴動が起こる可能性があるとして、日本外務省から
9月24日付で注意喚起が出ています。大まかな内容は、以下の通りです。
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9月24日(金)、ウッタル・プラデーシュ州アヨーディヤの
バーブリー・モスクの土地所有権に関する判決が同州アラハバード
高等裁判所から出される予定だったが、同判決が9月28日(火)以降に
延期された旨報じている。
同モスクは歴史的にヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立の争点に
なってきたものであり、1992年12月に同モスク建物が破壊された際には
インド国内各地で両教徒間の衝突に発展し、多くの死傷者が発生した
経緯がある。
インド政府は国民に対して冷静な対応を呼びかけており、また、
判決後も司法プロセスは最高裁判所まで続くと見込まれているが、
8月下旬にインド内務省は国内各州政府に対して警戒を強めるよう
要請しており、注意が必要。
ついては、インドに渡航・滞在される方におかれては、上記の事情
及び現在発出されている「渡航情報」に十分留意し、旅程等を慎重に
検討の上、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう
最新の治安情報入手に努め、特に参拝者が集まる寺院やモスク、また、
市場や駅等不特定多数の人が集まる場所には用事がない限り近づかない
など騒擾事件やテロ事件等に対する安全対策を取ることを心掛けてください。
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デリーにお越しの方々におかれましては、十分ご注意ください。
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