香港の花、バウヒニア
香港は亜熱帯に属するので原生している植物は日本とは大きく違います。香港の花は「バウヒニア」です。実際、1880年に香港で発見された植物で1965年に公式に香港の花となりました。もちろん、花屋で購入することができますが、湾仔(Wanchai)にある金紫荊廣場(Golden Bauhinia Square)という場所が香港の観光スポットの1つとなっています。ここには大きな金色のバウヒニアの像があるからです。中国人が多いですが、シンフォニー・オブ・ライツの鑑賞場所の穴場でもあります。
香港は、花を贈る習慣といいますか、機会が日本より多いかもしれません。バレンタインデーは日本とは違い男性が女性に花束を贈りますし、日本のお盆にあたる清明節、母の日、彼女の誕生日、クリスマスなどいろいろとあります。MRT太子駅(Prince Edward)から徒歩10分弱のところには花墟道(Flower Market Road)という花屋がずらりと並んだ道があるほどです。長さ300メートルほどですがここにいけば、あじさい、ひまわり、ポインセチア、チューリップなどあらゆる種類の花が売られていますし、花をみて今は何の季節なのかがはっきりとわかります。美しい色とりどりの花がディスプレーされているので、歩くだけでも楽しくなるストリートです。
香港の街の喧騒から一時避難したい方は、こういうところを訪れてみてはいかがでしょうか? 癒されること間違いなしです。
6月お題"お花"
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。