秋田郷土料理「なまはげ」
「悪い子はいねぇがぁ~」
「怠け者はいねぇがぁ~!」
東京には全国各地の郷土料理が食べられるお店がございますが、
先日は秋田名物の「なまはげ」が店内に現れるという、
秋田郷土料理店、なまはげ銀座店へ行って来たのでご紹介。
"築120年のわらぶき屋根古民家(旧小松邸)を解体移築し、
銀座に再現しました"という店内には、
掘りごたつの座敷と、かまくらをイメージした個室があり、
冬の秋田を感じさせるムード。
横手やきそば、きりたんぽ、比内地鶏、
ハタハタ、じゅん菜、いぶりがっこ、
そして、秋田産の秋田桃豚や松尾牛などなど、
秋田郷土料理がたらふく食べられます。
秋田の地酒も全38蔵から取り揃え、100銘柄以上あるとのこと。
どの日本酒を飲んでも全銘柄680円均一。
この日は3人で9種類の地酒を頼み、飲み比べをしつつ堪能。
個人的には「秋田晴」が気に入りました。
秋田の郷土料理と秋田の地酒を味わう、
至 福 の 時
そのムードが一気に吹っ飛んだのは、秋田弁での店内放送。
(秋田弁では書けないので↓標準語ですけど。)
「今、なまはげ達は秋田新幹線こまちに乗って東京に向かっています・・・」
「今、なまはげ達は山手線に乗り換えて、新橋駅に向かっています・・・」
どうやら間もなく"なまはげ"が到着するらしい・・・。
しかも新幹線や山手線に乗ってっ ( ̄▽ ̄|||)
目立つだろうなぁ・・・。
↑なまはげ到着までの間、店内の照明は薄暗くなり、
ドライアイスなのか、もくもくと白い煙に覆われました。
いつ登場するのか分からないナマハゲ。
こうなってきますと、だんだん食事もお酒も喉を通らなくなり、
ソワソワして落ち着かなくなってきます。
仕方ないので写真の準備でもしようとデジカメを取り出したその時、
ドタバタドタバタ!と大きな物音と同時に、
ぎゃぁーーーーーーーーっ!!
うおーーーーーーーーっ!!
近くの席から悲鳴が響き渡りました。
なまはげが登場したようですが、
それよりも大きな悲鳴の声に驚きすぎて、
持ってたデジカメのシャッターボタン、
なぜか連打。
↑意味のないライター写真が撮れてました。
そして、いよいよ私がいた個室にもナマハゲがやってきた。
ぎゃーーーーーっ!!
でかーーーーいっ!!
私は個室にいたため、大きなナマハゲが部屋に入ってくると、
一段と迫力があって圧倒され、ともかく怖い。
しかしそんなナマハゲさんの口から出た言葉といえば、
日本酒のグラスが並んでる私たちのテーブルを見つめ、
ここは酒飲みが多いなーーーー
と、妙に親近感。
「写真を撮らせてくださーい!」と言ってシャッターを押すと、
フラッシュを忘れていたようで、薄暗い写真しか撮れませんでしたが、
それに気づいたのか、ナマハゲさん。
「今度はフラッシュくらい準備しとけー!」
そう言って忙しそうに次の席へと姿を消したのでありました。
話し方や姿は怖いけど、
実は優しくて面白いナマハゲさんでした。
この「なまはげショー」は毎日2回、19:15と22:00に開催されます。
美味しい秋田料理と地酒を楽しみながら、
本場の「なまはげショー」も楽しめるお店。
機会があれば、あなた様も楽しんできて下さいませ。
★なまはげ
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