高田馬場 流鏑馬2009
毎年、体育の日に「穴八幡宮」で開催される流鏑馬(やぶさめ)。
流鏑馬は平安時代から鎌倉時代に行われていた武士の騎射儀式で、
騎乗から敵を射抜くための稽古法。
神社の神事として、日本各地でも行われている伝統的な行事です。
高田馬場流鏑馬は、徳川八代将軍の吉宗が儀式を制定し、
世継ぎの疱瘡治癒祈願として流鏑馬を行った事が始まりで、
現在は新宿区指定無形民族文化財になっております。
また、幕府の弓馬調練所があった場所でもあり、
「江戸名所百景」にも紹介されたそうです。
↑各地で流派や距離などの規定の違いがあるようですが、
約218メートルの道に3つの的を立て、矢を打ち放します。
↑射手の服装は、「あげ装束」と呼ばれる鎌倉時代の武士の狩装束だそうで、
頭には綾藺笠(あやいがさ)をかぶり、鎧直垂(よろいひたたれ)を着て、
腰には行縢(むかばき)、太刀、鏑矢をさした箙(えびら)を背負い、
弓、鏑矢一筋を左手に持ち、右手には鞭・・・。
いったい何キロくらいの重装備なのでしょうか。
私なら・・・
走る前にぶっ倒れそう
当然、参加できるわけがありませんので、
そんな心配はいりませんけど ( ̄▽ ̄|||)
↑年々見学者が増えているというだけあり、
見応えのある高田馬場流鏑馬でした。
日本の武士、ここにあり!
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