ウクライナの製塩所
学校の修学旅行兼林間学校で、ウクライナのカルパティア山脈へ山登りをしに行きました。
旅行は10日間で、チェコからウクライナまではバスでスロヴァキアの中心を突っ切って行き、
大体15時間ぐらいかかりました。
最初の日は、山脈の麓にある製塩所に行きました。
昔はものすごい数の人が働いていたのだなと思わせる巨大な工場も、
今はあちこちが錆び付いて少数の人たちが住みながら働いているだけです。
20ジベン(1EURO≒7ジベン)で、地下にある塩を取るために掘られた洞窟に入ることができます。
この洞窟かなり広くて、あちこちに働く人が寝るベッドや礼拝する所や、
子どもが遊ぶための所もありました。
地面には砂利ではなく塩が敷き詰めてあり、すべての壁は塩の白い色と、
岩の黒い色でマーブル模様になっていて、ここで働いていた人たちはこの壁を見て、
その模様がなにに似ているかどうかいつも考えて遊んでいたそうです。
(兄ボブ)
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