アイスホッケーのシアトル・サンダーバーズ観戦&Teddy Bear Toss
アイスホッケーのシアトル・サンダーバーズのゲームに行ってきました。
生まれて初めてのホッケー観戦、ホームリンクのショーウェアセンター(ShoWare Center)はシアトル郊外南のケント市にあります。
この日は地元FM局とタイアップした年に1度のイベント、Teddy Bear Tossがありました。
サンダーバーズが最初の1点のゴールを決めた時に観客が一斉に持参のテディーベアをリンクに投げ込みます。
それを集めて警察署や消防署、子供病院などに寄付するそうです。
テディーベアでなくてもギュッと抱きしめられる可愛いぬいぐるみなら何でもいいそうで、うちでも人数分そろえ、チームカラーの紺のリボンをつけて持って行きました。
入り口近くにあるギフトショップ。
あとでぜひのぞきに行きましょう(わくわく)
入場には普通に鞄の中をあらためられ、ぬいぐるみをショッピングバッグで持っている人が多かったので、それも念入りにチェック。
中に入ると、まだ早かったのでリンクは空っぽ。
この間にさっきのギフトショップに行きましたが、店内が思いのほか狭いところへお客がたくさん入っていたので、中の写真を撮ることは出来ませんでした。
でも外へ出たらマスコットのクール・バードに遭遇。
愛嬌を振りまきまくって行き交う人を手招きしているので、うちの子供達も一緒に写真を撮ってもらいました。
戻ったら選手達が思い思いに滑り始めていました。
この日の対戦相手はシアトルより北にあるエベレット市のシルバーティップスです。
誘ってくれた友達のカナダ人のご主人から「Welcome to Canada!」と言われてふと上を見たら、カナダの国旗が掲げられたいました。
真ん中がアメリカの星条旗、一番むこうがケント市の旗です。
初めてのホッケーで何も分からない私、友達にいろいろ教えてもらいました。
このサンダーバーズはアマチュアのジュニアチームで、メンバーは15歳から21歳まで。
ウエスタン・ホッケー・リーグというのに所属していて範囲がオレゴン州、ワシントン州そしてカナダのブリティッシュ・コロンビアを網羅しているので、しょちゅうカナダへ遠征にも行くそうです。
15歳というとまだ高校生ですが、アメリカ国内の他州やカナダはもちろん、なかにはヨーロッパから来ている選手もいて、その遠くから来る子達を受け入れるホストファミリーのような制度もあるそうです。
そしてここでプレーしながらプロのNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)の選手になるのを夢見て腕を磨いて行くのだとか。
サッカーでは時々聞いていましたが、ホッケーもそんな感じなんですね。
そしてNHLは、何も知らない私から見てもカナダ側が仕切っている感じがしますから、それで「Welcome to Canada!」になるわけ。
そうこうしているうちにリンクが暗くなり、
両チームが整列、サンダーバーズの選手ひとりひとりにスポットライトが当たって、上のスクリーンで紹介。
相手側チームは紹介されてませんでしたね・・・
その後は地元の中学の合唱部が国家を合唱しました。
本当に地元みんなで盛り上げている感じが出ていて、合唱も上手にハモッていてよかったです。
対戦相手がブリティッシュ・コロンビアから遠征して来た時には当然ながらカナダ国家も歌うそうです。
さて、ゲームが始まり、
双方なかなか点が入らずに0点のまま第1ピリオド終了。
驚かされたのは乱闘。
激しくぶつかり合ったうちの1人が遠目から見ても何か引っ掛けたと思ったら、2人ともスティックとグラブを投げ捨てて1対1の殴り合いが始まりました。
どちらかが組み伏せられるか、ある程度時間がたつと審判が2人を分けて退場させ、ペナルティを課す場合もあるそうですが、真剣に痛そうでした・・・
でも観客はこれを楽しみにしているみたいで、まあ分かっていてやらせているのならばいいのかなと思ったり。
ちょっとドキドキ(笑)
さて、第1ピリオドが終わって選手達が引き上げると、今日のもう1つのお楽しみ、地元のちびっ子チームのエキシビションが始まりました。
わーっと嬉しそうに入って来て、小さいのにすごい早さで動き回って、可愛かったです。
この休憩時間が終わり、第2ピリオドが始まってほどなくサンダーバーズがゴールを決めました。
とたんに、大相撲で横綱が負けた時の座布団のごとく、リンクに降り注ぐぬいぐるみ達。
投げ終わるまでにもゆったり時間を取りましたが、ブルーシートやゴールも使い、せっかく集めたところへマスコットくんが乱入したりして、片付くまでが大変でした。
ゲームのほうはオーバータイムに入りサンダーバーズが4−3で勝ちました。やったー。
この日は色々イベントがあったので入場が6000人超、投げ込まれたぬいぐるみは3000体超あったそうです。
子供達も大喜びだったし、何よりも夢を追いかけて集まって来た若い選手達をサポートするのがとても素敵な気がして、またぜひ観戦に行きたいと思います。
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