パスタを食べましょう(1)フィデオ コン エストファード
アルゼンチンの食卓にお肉の次に無くてはならない物、それはパスタです!
パスタにはいろいろな種類があります。普通に長い麺を総称として
Fideoフィデオと言います。
左が Don Vicente (ドンビセンテ)の Caserito (カセリート)
で比較的太い きしめんタイプですが、これがスルスル、っとおいしい。
うちでは うどんにしたり、焼きそばもこれです。他の麺は味が全然のりませんから。
右が Matarazzo (マタラッソ)で、Spaghetti (スパゲッティ)と言うのが
日本の普通のスパゲティのようです。(一番上の最初の写真はこのスパゲティです)
ちなみに Tallarin タジャリンがアルゼンチンでは一番スタンダードな細長い麺パスタ
ですが、上記の写真のカセリートほど
太くはないのが普通ですが、同様に少し平たいです。レストランでも
タジャリンで細めと平たくて太めですと後者が主流です。
イタリア語の タリアテッレと同じでしょう。。。。
アルデンテというのがいいのですが、やわらかめにゆでるのが
アルゼンチンの人は大好きです。
ゆでるときにお決まりは 沸騰したお湯にサラダ油を入れて、塩をがっつり入れます。
食べるときにはチーズも かなり振りかけます。。。。
さて、太麺タイプはゆでても白っぽいです。
こちらも粉チーズ queso rallado ケーソ ラジャドをたっぷりかけていただきます。
いずれの写真もトマトソースベースで お肉がコロコロ入っているのを作りましたが、
通常は大きな固まりのお肉を入れて estofado エストファード (牛肉のトマトソースに込み)のシチュー的な物がソースです。
アルゼンチンを中心にチリ、パラグアイなどの皆さんがお気に入りのソースは
tuco トゥコと言います。
イタリア語で、fileto フィレトです。要は、トマトソース salsa de tomato です。通常、トマト、タマネギ、ニンニク、オレガノやバジルなどの香味料他調味料が入っています。
レストランなどに行って注意したいのは、パスタの種類を選んで、その後、
ソースを選ぶシステムです。もっともアルゼンチンの人はほとんどがトマトソースが好きですから、これなら失敗はないです。
ボロネサと言えば、ひき肉入りです。
他におすすめはパリシェン、クリームソースベースでハムなどが入っています。
シーフードソースなどはかなりの専門店へ行かないと食べられません。
またときどき私は出張で地方へ行きますが、例えばプエルト イグアスやサルタなどでは
普通のスパゲティが食べたくても、パスタはラビオリだけのこともありましたので、パスタあります、と確認してもご注意!
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筆者
アルゼンチン特派員
相川知子
1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。
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