【レティーロ地区】列車(El Tren)に乗ってどこへ行く?〜レティーロ駅〜
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レティーロ駅。アルゼンチンの鉄道の歴史を語るに欠かせない。
少女時代のエビータが最初に下り立った駅もレティーロ駅です。
駅構内はかなりレトロな雰囲気。
1915年に建てられたネオ・ゴシックな建物は一見の価値ありです。
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Poto por worldsurfer en flickr
このレティーロ駅とコンシティトゥシオン駅からは
大ブエノスアイレス圏内と、長距離路線・地方路線が延びており、
ブエノスアイレス市内へやってくる人にとって欠かせない交通手段となっています。
今回は、アルゼンチンの鉄道(El Tren)についてレポート!
■サンマルティン線
■ミトレ線
■ベルグラーノ線
以上の3つの路線が乗り入れているレティーロ駅で、
ぜひ立ち寄って欲しいのが〈Café Retiro〉。
エレガントな雰囲気の店内。
でもお値段はとっても良心的なんです。
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Poto por joaquím en flickr
アルゼンチンの鉄道の歴史は、1857年に始まります。
かつては、総延長4万kmに及ぶ世界有数の鉄道網を誇っていましたが、
1991年の民営化により多くの路線が廃線となってしましました。
リストラによりたくさんの鉄道職員が職を失ってしまったのですが、
これをテーマにした映画がニコラス・トゥオッツオ監督の『今夜、列車は走る』です。
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製作年 / 2004年
製作国/アルゼンチン
配給/Action Inc
車を運転するようになってから
列車に乗る機会がなかなかなかったのですが、
先日、本当に久しぶりに乗りました。
日本の電車と違って、
スピードはそう速くはありません。
ゆっくり、のんびりと走っていきます。
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ブエノスアイレス近郊の街ティグレや
中華街のあるベルグラーノ地区への観光の際に、
ここレティーロ駅を利用する旅行者もいるでしょう。
注意して欲しいのは、
発券機の前に子どもがいて、
乗客にあれこれ話しかけながら注意をそらし
その間に発券機から出る釣り銭をかすめ取る、
という手口。相手が子どもなのでつい油断してしまいます。
レティーロ駅には発券窓口もあるので、
心配なら窓口で乗車券を購入するようにしましょう。
この発券窓口が これまたレトロな雰囲気なのでおすすめです。
またレティーロ駅周辺には、ビジャと呼ばれる貧民街があります。
ウロウロと歩き回るうちに、誤って足を踏み入れることのないように。
長距離バスのターミナルもあり、いつでも人でごったがえしているので
スリやひったくり、ケチャップ強盗などにも気をつけましょう。
![乗車券売り場.jpg](/buenos_aires/images/%E4%B9%97%E8%BB%8A%E5%88%B8%E5%A3%B2%E3%82%8A%E5%A0%B4.jpg)
乗車券は、このような窓口かもしくは発券機で購入します。発券機のない駅もあります。
![乗車券.jpg](/buenos_aires/images/%E4%B9%97%E8%BB%8A%E5%88%B8.jpg)
乗車券です。鉄道会社によって形が違います。
![列車の中.jpg](/buenos_aires/images/%E5%88%97%E8%BB%8A%E3%81%AE%E4%B8%AD.jpg)
車内はこんな雰囲気です。もっと汚い車両もありますが・・・
長距離・地方路線の多くが廃線になってしまったとはいえ、
一部の会社ではまだ運行を続けています。
『母をたずねて三千里』に登場する地・バイアブランカへも
ブエノスアイレスから列車で行くことができます。
長距離・地方路線の情報は、また後日レポートします。
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「犬と私とブエノスアイレス」ビーグル犬と暮らすブエノスアイレスでの毎日。
「ラテンの雑貨とアンティーク」骨董の最後の秘境・ブエノスアイレスで出会った、レトロでカワイイ雑貨たち。
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