オスロ 15万人のバラの追悼式

公開日 : 2011年07月26日
最終更新 :
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 カール・ヨハン通りを初めとする首都中心地では、これまでに見たことのないほどの多くのノルウェー市民が追悼セレモニーに足を運び、事件の影響の大きさを物語った。

Foto: Asaki Abumi

 ホーコン王大使やストルテンベルグ首相はスピーチをし、セレモニー参加者はノルウェー国歌「我らこの国を愛す」などを合唱した。バラを手に持って集合した市民を前に、ホーコン王大使は「今日、街頭が愛にあふれています」と語った。また、ストルテンベルグ首相は、「悪意はひとりの人間を殺めることができるが、民を支配することは決してできない」とスピーチで述べた。

 当日は市庁舎前をスタート地点とし、バラを手に持った人々による追悼パレードが行われる予定だったが、15万人という予想以上の多数の参加者により、混乱を防ぐためにパレードは中止された。しかし、市庁舎から徒歩で約10分のオスロ大聖堂前に献花しようと、人々がバラなどの花を空に向かって掲げながら歩き始め、事実上の「バラの追悼行進」ができることとなった。

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 また、オスロ大聖堂近くには爆発があった政府庁舎があり、周辺はバリケードで立ち入り禁止区域となっていたが、人々がバラをバリケードの網に刺し、哀悼の意を表した。

Foto: Asaki Abumi

各紙(電子版)の記事(追悼セレモニーの全体写真が見れる)

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