今年の冬は厳しい寒さ
今日もまた雪です。昼間なのに気温1度。それでも、天気予報によると、夜中に冷え込むことはないとのことで、多少の気休めにはなります。
アイルランド島は、アイスランドと名前が似ているからか、また地理的にもヨーロッパ大陸の北にあるため、冬は極寒で雪に閉ざされたようなイメージを持たれがちです。
実際には、メキシコ湾からの暖流がアイルランド島とブリテン島の付近に流れ込むため、北に位置している割には寒くなくて、ま冬でも、最低気温0度前後、最高気温3度から5度くらいといったところ。ヨーロッパ大陸よりも、むしろ高いのです。
今年は、ヨーロッパ全体が寒いようですが、ここベルファストも寒さが一段と厳しいです。
例年、これほどまでに多くの雪を見ることはありませんし、雪が降ったとしても冬の間に数回で、翌日の日中には溶けてしまうことが多いです。
ところが、今年は、すでに11月下旬から、ひょうや雪がよく降るようになり、雪が数日残ることも多いです。道路はずっと凍った状態です。
こうなると、人も車も、雪への特別な備えをしていないため、いろいろ障害が出てきています。
まずは、転倒。歩道の雪が凍って、転倒者が続出。私の友人達も、のきなみ転んでいます。
車も、雪仕様のタイヤやチェーンなどを備えている人はほとんどいません。雪が降ったり、凍ったりすると、みんなゆっくり運転するので、車が渋滞しがちです。
ほかのヨーロッパの都市のマイナス10度といった天気予報を見ながら、「寒いとはいっても、ベルファストは、まだまし!」と言い聞かせる毎日です。
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