【今月のお題】 知っておきたいスペイン禁煙&喫煙事情

公開日 : 2014年05月31日
最終更新 :

老若男女問わず、タバコを吸う人が多いイメージのスペインで禁煙法が施行されたのは、2006年のこと。

それまでは、飲食店はもちろんのこと、公共交通機関の中、職場、道端と、たとえ禁煙マークがあっても

タバコを吸う人の姿を見かけました。2006年はまず第一段階として、公共施設や駅、空港、職場での喫煙が

一切禁止に。飲食店は、100m2以下のお店では禁煙か喫煙の選択が可能で、それより広いところでは

分煙が義務となりました。

そして2011年からは一層厳しくなり、クラブやディスコを含む飲食店内や屋内公共施設での喫煙が

一切禁止に! スペインに旅行でいらっしゃる愛煙家の方、どうぞご注意くださいね。

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2011年以降、カフェやバル、レストランのテラス席が増えたのは、この禁煙法が発端でした。

禁止なのは屋内のみなので、屋外は喫煙OK。お陰で、テラスのテントや冬にテラスに置くストーブの

売り上げが急上昇したとか。そんなわけで、喫煙者は寒い冬にたとえストーブがなくとも外のテラス席に

陣取っています。

さて、ここからはスペインでも喫煙する旅行者の方への情報です。タバコはどこで買えますか?と

聞かれることがあります。タバコを販売しているのは、エスタンコと呼ばれる町のタバコ屋さん。

それと飲食店内に置かれた自動販売機です。エスタンコで買う方が少々安いんだとか。

気になるお値段ですが、銘柄によって違いがあるものの、4~5ユーロくらい。普通のマルボロだと、

エスタンコで4.75ユーロ、販売機で4.90ユーロのようです。

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<買いたいタバコを押すと、金額が表示されます>

(5月のお題「タバコ事情」)

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筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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