【今月のお題】 知っておきたいスペイン禁煙&喫煙事情
老若男女問わず、タバコを吸う人が多いイメージのスペインで禁煙法が施行されたのは、2006年のこと。
それまでは、飲食店はもちろんのこと、公共交通機関の中、職場、道端と、たとえ禁煙マークがあっても
タバコを吸う人の姿を見かけました。2006年はまず第一段階として、公共施設や駅、空港、職場での喫煙が
一切禁止に。飲食店は、100m2以下のお店では禁煙か喫煙の選択が可能で、それより広いところでは
分煙が義務となりました。
そして2011年からは一層厳しくなり、クラブやディスコを含む飲食店内や屋内公共施設での喫煙が
一切禁止に! スペインに旅行でいらっしゃる愛煙家の方、どうぞご注意くださいね。
2011年以降、カフェやバル、レストランのテラス席が増えたのは、この禁煙法が発端でした。
禁止なのは屋内のみなので、屋外は喫煙OK。お陰で、テラスのテントや冬にテラスに置くストーブの
売り上げが急上昇したとか。そんなわけで、喫煙者は寒い冬にたとえストーブがなくとも外のテラス席に
陣取っています。
さて、ここからはスペインでも喫煙する旅行者の方への情報です。タバコはどこで買えますか?と
聞かれることがあります。タバコを販売しているのは、エスタンコと呼ばれる町のタバコ屋さん。
それと飲食店内に置かれた自動販売機です。エスタンコで買う方が少々安いんだとか。
気になるお値段ですが、銘柄によって違いがあるものの、4~5ユーロくらい。普通のマルボロだと、
エスタンコで4.75ユーロ、販売機で4.90ユーロのようです。
<買いたいタバコを押すと、金額が表示されます>
(5月のお題「タバコ事情」)
ランキングに参加しています。
↓↓↓クリックして頂けると嬉しいです^^↓↓↓
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。