Dulce de lecheを真面目に調査してみた。
ウルグアイの国民的食品といえば、ドルセ・デ・レチェ(dulce de leche)。
要するに牛乳を煮詰めたものなのですが、レシピによると4Lの牛乳に1kgもの砂糖を入れるそうで ((((((;゚Д゚))))))、甘いです。むちゃくちゃ甘いです。
日本でもハーゲンダッツからdulce de leche味のアイスクリームが期間限定で発売されたので(美味しかったですよね)、どういう味かご存知の方も多いと思います。極甘キャラメルのような味です。
このドルセデレチェ、ほんとにここではよく消費されます。 朝パンに塗って食べますし、この国でケーキとかアルファホーレスとか、甘い物を買うと必ずと言っていい程、入ってます。それもハンパ無い量で。
(アルファホーレス)
お店には3-500g単位の小さいのがもちろん売ってますが、その気になったらキロ売りとかあります。 誕生日パーティ用のでかいケーキを作るような場合は、バケツのようなタッパーに3kgとか購入しますからね、ハンパないですよ。
恐らく殆どの日本人には、最初はすごく甘いと思います。 私も来ウ当初は、『こんな甘いもん食えるかーー!!』と、殆ど残してました。 →が、慣れって恐ろしいですね。しばらくすると、ペロリと食べれるようになりました(怖)。
そんなドルセデレチェはウルグアイ人にとっては故郷の味のようなもの。 外国に住んでるウルグアイ人は、家族や友人が訪ねて来るときは、お土産にドルセデレチェを頼むとかどうとか。
閑話休題。 その国民的食べ物、ドルセデレチェの消費について、真面目に市場調査した結果が発表されました。(調査期間:2011年7月〜2012年3月の9ヶ月間。調査対象:モンテビデオ県内の400家庭)
なんでもドルセデレチェを定期的に購買している家庭は約3分の1。 一番売れている種類は「レギュラー」で、いちおう「ダイエット」「ライト」とか出てはいるのですが(気休めに過ぎないと個人的には思いますが...。)、あまり売れておらず、購買しているのは2%程度。
また、ドルセデレチェは、購買力が高い層でより購入されており、中層・下層よりずっと多く購入されています。
メーカーごとの購買客シェアは、1位はLos Nietitos(37%)。
2位はConaprole(26%)。うちはこれです。
3位はManjar(23%)
ただし、フェリアで売られているもの、量り売り等のノーブランドものも、5分の1の家庭で購入されているので、数字で現れないものの、重要な位置を占めています。
また、一旦購入メーカーを決めると、それをずっと購入し続ける傾向があるようで、60%の家庭で調査期間中はひとつのメーカーを購入し続けていました。特に継続して購入されていたメーカーは、Los NietitosとManjarでした。
その他にも、Lapataia、Colonial、スーパーの自社ブランド等、いろいろありますので、いろいろ味見してみて、お気に入りを発見してみるのも楽しいかと思います。こだわりがある人はあるんですよね。
私は正直言って、違いが分かりまへん。まだ。
出典はこちら。
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