サンタキアラ教会と修道院の美しいマヨルカ焼き
ナポリは信心深いカトリック教徒が多く、数多くの教会が点在しています。教会を見て歩くだけでも見応えがあり、ガイドブックを開けば多くの教会が紹介されていると思います。
特に見ておきたいのは、街の大聖堂となるドゥオモ。そしてジェズヌオーヴォ教会、サンドメニコ教会、サンタキアラ教会、サンロレンツォ教会、全てスパッカナポリと呼ばれる中央歴史地区に位置しています。
私はカトリック教徒ではありませんが、大切なオーディションやコンサートの前、心を落ち着けて考え事をしたい時などに教会に行きます。
行く教会はいつもサンタキアラ。なぜか落ち着ける一番好きな教会です。
1310年から1340年の間に建てられたといわれるこの教会は、ナポリで一番大きなゴシック形式の教会です。18世紀にバロック様式に建て直されましたが、第二次世界大戦で焼け落ちた後、元のゴシックで復元されました。
すぐ目の前にあるジェズヌオーヴォ教会の煌びやかさと相反して、質素な聖キアラ教会は、入った瞬間から気持ちを穏やかにしてくれる不思議な魅力があります。入ってすぐ左後ろにはキリストを描いた上に神様の顔の壁画が残っています。キリストの父にあたる神様を描くということはとても珍しく、たくさんの観光客が見学に訪れます。
そしてとても有名なのが、併設されている修道院のマヨルカ焼きのタイル。とてもきれいなキヨストロ(回廊)で、大好きな映画「マカロニ」でも使われています。入場料が6ユーロかかりますが、入る価値はあります!
美しくてうっとりしてしまいます。「マカロニ」でのシーンもとっても素敵。
ナポリのカンツォーネにもなっています。「サンタキアラの修道院」
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