雪間近の発寒河畔公園と発寒川公園
今週末には、平地にも雪が降りそうという天気予報が出ている札幌です。
ここ1週間、車のタイヤをスタッドレスタイヤに替える札幌市民がとてもたくさんいます。
今のところ紅葉は相変わらずきれいですが、落ち葉の量は日に日に増えています。
冬、間近の「発寒河畔公園」と「発寒川公園」へ行ってみました。
この秋一番(多分...)の青天です。
朝の気温は10℃以下に下がり、吐く息が白かった(!)のですが、予報の最高気温は16℃。
気温はグングン上がっており、気持ちのよい小春日和です。
札幌市の西にある手稲山が水源の琴似発寒川(ことにはっさむがわ)。
その右岸に「発寒河畔公園」、左岸に「発寒川公園」があります。
写真↑は、ジャングルジムやブランコなどの遊具、テニスコート、ゲートボール場などがある発寒河畔公園です。
秋は紅葉、春には50本の桜と300本の梅を楽しめることもあり、公園内の散歩道には散歩をする人や通勤途中の人などがいます。
桜や梅のほかにも、紅葉にきれいなカエデがたくさん。
北海道では馴染み深いナナカマドの真っ赤な紅葉も見られました。
ナナカマドは、葉が散ったあとも実が枝に残り、そこに雪が積もった光景もきれいです。
こちらは琴似発寒川左岸にある「発寒川公園」。
枝垂れヤナギが印象的な発寒川緑地には、ポプラも生えています。
川のせせらぎを聞きながら、散策をする人やランニングをしている人が多いです。
発寒川公園のほうは、本数は少ないですが、ひと際きれいなカエデ(の落ち葉)がありました。
まだ青々としているヤナギ。
発寒川公園のシンボルです。
琴似発寒川に架かる「発寒橋」(北5条手稲通)から下流を見たところ。
右手に大きなポプラがあります。
発寒河畔公園から河川敷に降りてみました。
河川敷は、夏にはバーベキュー(やジンギスカン)をする人で賑わいます。
黄葉がみ、風に舞いながら黄色い葉が降ってきます。
頭の上にも落ちてきました。
水面に映った黄色い葉と落ち葉で、童謡のもみじ「水の上にも織る錦」を思わせる光景です。
北海道の晩秋、あとは雪を待つのみです。
【発寒河畔公園・発寒川公園】
札幌市西区山の手6条1~4丁目ほか
アクセス: 地下鉄東西線「宮の沢駅」からバス「山の手線[西21]」に乗車、「ふもと橋」停留所下車すぐ
地下鉄東西線「西28丁目駅」からバス「山の手線[西21]」「山の手環状線[環20]」に乗車、「ふもと橋」停留所下車すぐ
地下鉄東西線「琴似駅」からバス「西野福井線[西41]」「西野平和線[西42]」「新川発寒線[西48・49]」、「札樽線[50]」に乗車、「発寒橋」停留所下車、徒歩約5分
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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