エキスポの食べ歩き方 南米編 チリ館が最高!
9月中旬の平日、1ヶ月ぶりにエキスポ会場を訪れてみると、大変な混雑ぶりでした。
以前は行列ができていなかったパビリオンにもぎっしりと長蛇の列で、10月最終日までこの状態が続くでしょう。
今回は南米のエキスポ館の食に焦点を当ててみました。
パビリオン内の展示も大切ですが、一日でいろんな国のローカル・フードを味わえるのがエキスポの醍醐味ではないでしょうか。
そんな南米のパビリオンの中で、ダントツにお勧めするのがチリ館です。
パビリオンの入り口とは別に風通しのよいショップには、岩塩やスパイス、ジュースにチリ・ワインなど現地でしか買えないい商品が整然と並べられ、見ているだけでも楽しくなります。エキスポの中でも物販の豊富さでは最優秀クラスです。ショップの店員さんも知識があり親切で、商品の説明は完璧でした。
パビリオンでは、南北に4000㌔と長いチリの地形とその土地の農作物や産業を音とともに大スクリーンで体感します。タッチ・スクーンで安全な食べ物とエコについての説明を受けた後は、いよいよ待望のランチにしましょう。
半分オープンスペースになっている木の天井のカフェの空間は、とても心地よいものです。
南米では定番のエンパナーダや、アボカドのソースのミニバーガーは5ユーロで食べられますし、チリの赤ワインもグラスでいただけますよ。
そんな中で、私が初めて食べたのがChupe de mariscos(チュペ・ディ・マリスコス)でした。これが大正解でした! オーダーしてよかった。
カウンターの説明書きには、「チリ北部の伝統的な料理」とあります。クリームスープにホタテが入っているのは、
魚介類の旨味がしみ出たベースに牛乳やパン粉などを加え、煮てとろみをつけたもの。ゴロゴロと入ったホタテを加え、上からチーズをかけてオーブン焼にしたものだそう。19ユーロとけっこういいお値段で、できれば付け合せのパンが欲しかったですね。
ただイタリアでは普通は魚介類とチーズ、クリームを合わせないことが多いもので新鮮な感覚で味わえました。
また玉ねぎやひき肉などを混ぜたトウモロコシのタルトなども人気だったようです。
最後になりましたが先日、チリでは大きな地震があったとのこと。現地の方々ができるだけ早く、通常の生活に戻れますように。心穏やかな日が訪れるよう願っています。
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