ドイツ「ペットボトルのデポジット」
皆さん、クリスマスシーズンいかがお過ごしでしょうか。
クリスマスマーケットが有名なドイツでも、まさにクリスマス当日に向けて
街中が華やかな装いになっています。
日本にいても海外にいてもやはりこの時期はワクワクしますね!
クリスマスマーケットについてはまた後日改めて書くとして、
今回は私が渡独直後に衝撃を受けたこちらの文化をご紹介します。
それは「ペットボトルのデポジット。」
デポジットとは、「保証金」という意味。
ドイツには瓶やペットボトル、カンを買うときにこのデポジット料金が上乗せされ、その
後飲み終わった容器を所定の場所に持っていくとデポジット料金が返却される
仕組みがあります。
ドイツに来た当初の私はそれを知らず、なぜホテルのハウスキーパーが毎回ペ
ットボトルだけを残して帰るのか疑問でした。。。
お金がまだ帰ってくる資源ということだったんですね!
ということで今回はそのデポジットの回収の仕方をご紹介します。
まずは返却可能なペットボトルの見分け方。
このように返却可能なペットボトルにはデポジットマークがつけられています
。
マークの下にバーコードがあり、機械での読み取りが必要になるので破損に注
意です!
返却場所は、地元のスーパーや空港など。
大手のスーパーにて大抵可能です。
いたるところにある大手スーパーのREWE(レベ)。
入り口を入ると隅にこのような機械が置いてあります。
これがデポジットの回収マシン。
回収する方法が書かれてあります。ドイツ語のみなので一見複雑そうですが
操作はいたってシンプル。
このように機械の中に入れるだけ。
その後機械が勝手にバーコードを読み取ってくれ、全て終了したらボタンを押
せばOK!
その後、このように返ってきたデポジットの金額が記載されたレシートが出て
きます。
これをレジまで持って行き、買い物の会計金額から割引してもらうことが可能
です。
今回の場合は3本のペットボトルで75セントのデポジットが帰ってきました。
その分お買い物金額から引かれたのがこちら。
このデポジット回収マシン、募金が出来る仕組みのもの等もあります。
素敵なアイディアですよね!
旅行者の方なら一度に1、2本お買い物の前に回収に出せば割引券をすぐ使え
ます!(地元のみなさんは一度に大量に持ってくることもあるので稀に運悪く
行列が出来ることもありますが、、、)
注意点はラベルを剥がさないことと、ペットボトルを潰さないこと。
もし回収してもらえないペットボトルがあればそれは読み取れない破損かデポ
ジットがかかっていないもの、もしくは他国などのエリア外のものの可能性が
あります。その時は機械の横のゴミ箱に捨てれば大丈夫です!
旅行へ来て何か買った際にこのマークが付いていたら
是非デポジット回収を試してみてくださいね^^
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