可愛らしい色鮮やかな町・アッペンツェル
アッペンツェル・インナーローデン準州の州都アッペンツェル。
人口は約7000人、そのうちの60%が農業を営んでいます。
メインストリートであるHauptgasse(ハウプトガッセ)の東側Adlerplatz(アドラープラッツ)から西側Landsgemeindeplatz(ランズゲマインデプラッツ)までの約500mに、16世紀から18世紀に建てられた建物がずらりと並んでいて、その可愛らしさや歴史を感じさせる温かさに目を奪われます。
さて、Adlerplatzを背にLandsgemeindeplatzまでの主な観光名所を順にご紹介しましょう。
すぐ右側に見えるのがSt. Mauritius Kirche(聖マウリティウス教会)。
(別記事で詳しくご紹介します)
その隣にあるのはInformationとアッペンツェル博物館。
看板の細工も可愛らしいです。
(詳しくはこちら をどうぞ)
そのまた隣にある赤い建物が市庁舎。
外壁に描かれているのは、自由を求めた戦いの様子。
ずらりと並ぶ、ペイントされた家々。
この地域特有のアッペンツェラーハウスは、三角の屋根とたくさんの小さな窓が特徴で、20世紀頃からは外壁にペイントする家も出てきました。
薬屋さん。
壁に描かれているハーブは、当時、薬として使っていました。
ホテルやカフェの外壁にかかっている看板の細工も繊細で素敵。
Kioskまでこんなに可愛く仕上がっています。
そして、目の前に見えてくる広場がLandsgemeideplatz。
ここでは700年以上も前から挙手による投票「ランズゲマインデ」が行われていて、のどかな町も年1回の投票日ばかりは大勢の人でごったがえします。
(ランズゲマインデについてはこちらをどうぞ)
町のいたるところに遊び心が。
電気屋さん。
電球の形をした看板も冬仕様です。
町の向こうに見えるなだらかな丘。
春になったら、違う表情をしたアッペンツェルをお届けします。
<行き方>
Appenzeller Bahnen(アッペンツェル鉄道)Appenzell駅下車
ZurichからSBB(スイス国鉄)で約1時間50分
<訪問・写真撮影>
2015年11月24日 気温5℃前後
筆者
スイス特派員
ヘス 順子
スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。
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