「イグアスの滝」アルゼンチン側へ!動物やアクティビティも多彩
前回、イグアスの滝の概要とブラジル側国立公園の観光について書きましたが、今回はアルゼンチン側の国立公園についての話から。私は旅行2日目をほぼ丸1日使ってアルゼンチン側の観光に充てました。
アルゼンチンへの出入国手続き
ブラジル側の対岸がアルゼンチン側ですが、そこへ行くには国境で出入国手続きをしなければなりません。
今回の旅行は飛行機とホテルを自分で予約しただけで、現地ツアーなどには申し込んでいなかったのですが、ブラジル側のホテルからアルゼンチン側国立公園入口までの送迎だけを、ホテル内のツアーデスクで頼みました。出入国手続きは、個人客とツアー客で窓口が分かれているので、ツアー予約をした方が早く通過できると聞いていたからです。
確かに出入国手続きは混んでいましたが、私達は個人客のレーンより短時間で済ませることができたようですし、送迎車の運転手さんが手続きをほぼ代行してくれたのが楽でした。
アルゼンチン側国立公園
アルゼンチン側国立公園内は電車で移動。終点で降りたら川の上に架けられた遊歩道を進み、「悪魔ののどぶえ」を目指します。「悪魔ののどぶえ」とはイグアスの300ある滝のうち、最も大きい滝のこと。アルゼンチン側のハイライトです。
これが「悪魔ののどぶえ」。本当にこの近さで見られます。
この日は曇っていたので、おどろおどろしい写真になってしまいましたが、歩くにはちょうどいい天候。前日と翌日は快晴でしたが、35度前後の気温と日差しの強さに長時間歩くのは厳しかったです。
アルゼンチン側の遊歩道はこの「悪魔ののどぶえ」に続くコースのほか、「滝の上コース」「滝の下コース」の遊歩道が設置されています。
公園内のアクティビティ
公園内には様々なアクティビティが用意されています。一番人気は滝壺にスピードボートで突っ込むというもの。
写真の真ん中に写っている小さなボートがこれから滝の真下まで進んでいきます。アウトドア的絶叫系が大好きな私にとっては、是非とも参加したいアクティビティでしたが、12歳以下の子供は乗れないという年齢制限。うちの子は3人ともかすりもせず、あきらめるしかありませんでした。
滝壺に突っ込むボートツアー(ツアー名はGrande Adventura)はアルゼンチン側国立公園内から出ていますが、ブラジル側国立公園からはヘリコプター遊覧やラフティング、ロープを使って川まで降りるアブセイリングなどのアクティビティがあります。
ラフティングも興味深かったのですが、こちらも年齢制限あり。う~ん、仕方ないです。
出会える動物
公園内で必ず出会えるのが、ハナグマ。最初は「かわいい!」と思って写真を撮ったりしていました。しかし公園内のベンチでおやつでも食べようものなら、群れでやってきて食べ物を奪おうとガンガン手を出してきます。まったく人間を怖がらず、子供が泣き叫ぶくらいしつこかったです。
公園内には480種以上の鳥や800種以上の蝶などがいて、貴重な動物や昆虫を間近に観察できます。蝶は私の指にとまったまま逃げようとしないので、しばらくそのまま歩きました。車の中からでしたが、アルマジロも見ることができましたよ。
次回は宿泊した「ホテル ダス カタラタス」についてお話します。イグアスの滝を満喫できる素敵なホテルでした。
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