真っ白な綿毛は初夏の風物詩
毎年、この時期になると、
どこからともなく現れる
真っ白な綿毛が街を飛び交います。
![Cotton Snow in Summer~Hokkaido Museum of Modern Art](/sapporo/images/2015/06/P6170941.jpg)
Cotton Snow in Summer~Hokkaido Museum of Modern Art
6月ですが、まるで雪景色。
(今年は6月に十勝岳温泉で本当の積雪がありましたが)
札幌市内中心部にある
北海道立近代美術館です。
風が吹く度に綿毛が舞い上がり、
綿雪が降っているような光景です。
![OLYMPUS DIGITAL CAMERA](/sapporo/images/2015/06/P6170942.jpg)
近寄ってみればみるほど、
ふわふわのコットンに見えます。
![Cotton Snow comes from this tree.](/sapporo/images/2015/06/P6170956.jpg)
Cotton Snow comes from this tree.
綿毛の雪を降らせているのは、
どうやらこの樹のようです。
この時期、札幌では「ポプラの綿毛」が空中を舞います。
調べてみると、ヤナギ科の樹が綿毛を飛ばすようです。
ポプラのほかドロノキなどが
綿毛を飛ばすそうです。
![Floss of Japanese Poplar](/sapporo/images/2015/06/P6170965.jpg)
Puffball of Japanese Poplar
北海道立近代美術館の庭を埋め尽くしている綿毛は
ポプラだと思っていたのですが、
横に広がる枝振りからすると、ドロノキかもしれません。
その果穂のひとつは、こんな形でした。
![Floss of Japanese Poplar](/sapporo/images/2015/06/P6170966.jpg)
Puffball of Japanese Poplar
綿花にそっくりですね。
![OLYMPUS DIGITAL CAMERA](/sapporo/images/2015/06/P6170944.jpg)
![OLYMPUS DIGITAL CAMERA](/sapporo/images/2015/06/P6170981.jpg)
![OLYMPUS DIGITAL CAMERA](/sapporo/images/2015/06/P6170990.jpg)
一面に積もっているふわっふわの綿毛と、
その合間から覗く花やグリーンが幻想的です。
北海道立近代美術館のほか、赤れんが庁舎前庭や、
北海道大学のポプラ並木などでも綿毛が飛んでいます。
【北海道立近代美術館】
札幌市中央区北1条西17丁目
アクセス
・地下鉄東西線「西18丁目駅」4番出口より徒歩約5分
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10103/20221014_041841_45380441_w320.jpg)
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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