焦げてないのに真っ黒なソーセージはアッペンツェルの薬酒入り
炭?
備長炭?
棒?
一瞬目を疑うような真っ黒な棒の正体は、なんと、ソーセージなんです。
ソーセージといってもハードなタイプで、サラミと言った方がいいかもしれません。
色だけでも特徴のある商品ですが、この色の正体がなんともアッペンツェル感を演出してくれます。
黒の正体は、アッペンツェルの養命酒「アッペンツェラーアルペンビター」。(過去の記事はこちら)
このAppenzeller Alpenbitterwürstli(アッペンツェラーアルペンビターヴルストリ)というソーセージ、Würst(ヴルスト)はソーセージ、「li」は「小さい」という意味。
(スイスドイツ語の名詞には最後に「li」をつけることがよくあります)
さて、カットした断面はこんな感じです。
外側の黒い部分はしっとり、中のお肉の部分は脂身が少なめのハードなタイプ。
原材料は、牛肉、豚肉、ベーコン、塩、アッペンツェラーアルペンビター、ワイン、糖類です。
塩味がしっかりしているからか、量が少ないからか、入っているアッペンツェラーアルペンビターの甘さや香りはさほど目立ちませんが、全体的にまろやかなお味。
クセもないし、サラミやソーセージ好きなら喜ばれると思うので、なにか一品持ち寄るときや、ちょっとしたお土産にオススメです。
アッペンツェルの伝統衣装を着た人たちのイラストもしっかり入っているのも嬉しいです。
4本(100g)入りで 6.90 CHF(約759円)。
スイス国内に展開している大手デパートGLOBUS(グローブス)やアッペンツェル地方のお肉屋さんで購入できます。
販売元
筆者
スイス特派員
ヘス 順子
スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。
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