オランダで自転車の旅を楽しむ

公開日 : 2017年02月20日
最終更新 :
筆者 : Momo

オランダに旅行に来た際には、街の観光スポットを歩いてみて周ったり、交通公共機関を利用して見て周ることが多いと思います。そんなオランダを移動する際に便利なのが、街中にある自転車のレンタルサービスです。

オランダは、国民1人1台以上自転車を持っており、4人に1人が会社への通勤、通学、買い物等に自転車を使うほどの、自転車王国です。これは、国や自治体が積極的に自転車利用促進のための活動や設備を整えていったことが大きな理由ですが、それ以外にもオランダには山などがなく道がフラット(平ら)なため、自転車を利用しやすいというのも理由の一つだと思います。

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オランダによく旅行に来る方や、出張で訪れる方におすすめなのが、自転車のレンタルシステム「OV-fiets」です。オランダ鉄道会社(NS)が運営しているサービスであり、国内の主要な駅やバス停、地下鉄の駅、街の中心部の各地約300ヵ所に、無人もしくは有人のレンタサイクル(OV-fiets)のステーションが設置されています。

利用方法は、日本のICカードであるSUICAやICOCAのような「オランダ版 OVチップカード」を、利用する際にかざすだけで自転車を借りることができます。ただ、無人スポット、有人スポットとでは多少利用方法は異なりますが、どちらも簡単に利用できるシステムになっています。ちなみにレンタル料は、24時間で3.85ユーロと、とても安いです!

以下の「OV-fietsのサイトはこちら」をクリックし、利用したい駅名や場所の名前を入力すると、その周辺のレンタサイクル(OV-fiets)のステーションが表示されるのでとても便利ですよ!

自転車があれば、普段なかなか行きにくい郊外の街や、オランダ各所にある美しい小さな村などにも気軽に行くことができます。特に、オランダは他国と隣接しているため、アイントホーフェン(Eindhoven)から自転車でベルギー、やドイツ国境まで行くこともできます。

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また、まだ日本ではあまり知られていませんが、おすすめのショートトリップ先として、アイントホーフェン(Eindhoven)から自転車で30分ほどの所には、有名な画家ゴッホが暮らしたヌエネンという小さな村があります。その村には、今でもゴッホが描いた作品の風景が数多く残っており、街全体がゴッホ美術館のような可愛らしい場所です。こういう魅力ある場所に足を延ばしていけるのも、その途中にある運河や風景を感じられるのも、自転車だからこその旅だと思います。その国をよく理解し、魅力を知るためには、そこで暮らす人たちの生活に溶け込んでみることで、見えてくる気づきがあります。

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ちなみに、アイントホーフェン(Eindhoven)の駅斜め前には、観光案内所「VVV」があるので、そこで行きたい目的地について聞いてみてくださいね。また、そこで地図をもらう又は購入する事もできるので活用してみて下さい。

是非、オランダに来たら現地のオランダ人と同じように、自転車で運河沿いを駆け抜けてみたり、観光地巡りを楽しんでみてはいかがですか?

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