2月のアッペンツェルで雪道ハイキング
今年(2017年)の2月は雪が例年どおりに降った、という印象でした。
例年どおりというのは、1ヶ月のあいだ毎日雪が降っているわけではないけれど、何日かどさっと降って、それが溶け始めたらまた降って、いつもなんとなく雪が残っている、というくらいです。
そんなお天気でも家に閉じこもっていることなく、雪山を歩こう!という典型的なスイス人の夫・・・
牛(夫)にひかれて善光寺よろしく、雪山を軽くハイキングしてきました。
我が家があるのは、アッペンツェルアウサーローデン準州の標高850mあたりの小さな村。
そこから、Haslen(ハスレン)を通ってBühler(ビューラー)あたりの田舎道をてくてく歩くことにしました。
2〜3km歩くと少し標高が高くなり、あたりは雪景色に。
我が家は雪のない緑の部分に建っています。
頂上を目指してぐんぐん歩きます。
赤いスイス国旗が立っているところまで、アキレス腱を意識しながら歩きます!
このくらいの斜面なら、普通の道を歩く速さで歩けるんですが、雪があると少しスピードは遅め・・・
夫は救助犬のような速さで歩いていくので視界から消えました。どこ?!
この日の服装は、コットンのシャツにダウンのジャケット(ロング)とパンツでしたが、寒くもなく汗をかくこともなく歩けるようなお天気でした。
雪があって寒いし、風が強いけれど、少し標高が高いのでおひさまがぽかぽかなんです。
このあたりで一番高いところからの景色。
なだらかな丘がつづいて、青い空と白い雲のコントラストが美しい、アッペンツェルの典型的な景色です。
おひさまがキラキラしている、冬の1日でした。
アッペンツェル地方にはユングフラウのような高い山はありませんが、なだらかな山が続く絶景が夏も冬も楽しめます。
道の選び方によっては、普段着ですいすい歩ける道もあるし、ハイキングシューズでゼイゼイいいながら登る上級者コースもありますので、ぜひお出かけください!
筆者
スイス特派員
ヘス 順子
スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。
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