アペンツェルでも11月の風物詩のひとつ「ゼラニウムを片付ける」
春になるとゼラニウムマーケットが出現し、春の訪れを感じます。
そして、5月中に家の軒先にゼラニウムを設置するのが春の風物詩のひとつ。
ゼラニウムは雨に弱いので、屋根がある場所に置くのが鉄則。
そして、だいたい10月の終わりになると「そろそろゼラニウムを入れねば」という気持ちになり、日々、天気予報とにらめっこになります。
ゼラニウムは霜に弱いので、「気温がマイナスになる前に入れる」のを皆さんも心がけているよう。
目印は、区役所や村役場の建物や教会が雇っているお花屋さんがいつゼラニウムの鉢を撤収するか。
我が家でも天気予報とにらめっこしつつ、教会の前を通るたびに「まだだ」と安心して・・・の毎日でした。
今年の10月から11月にかけては、急に気温が下がって、みぞれが降ったり、冷たい雨が降り続いたりしたせいで、ゼラニウム撤収作業が遅れに遅れ、我が家では11月中旬の週末にやっと地下に運びました。
こんな感じで飾っていた鉢の数は合計19個。
それを地下に入れて、長く伸びすぎた茎を切り、枯れた花を取って、全体的にキレイにします。
あんまり込み入った状態にならないよう、かなり大胆にカット。
これは、取り入れる前のゼラニウム。
捨てるのに忍びない花は、小さな花瓶に入れて食卓に飾ります。
ゼラニウムを撤収したら、いよいよ冬。
いつ雪が積もるのか?
気持ちもすっかり冬仕度をしています。
筆者
スイス特派員
ヘス 順子
スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。
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