マレーシア旅行の基本【通貨と支払いについて】

GW目前。旅行でマレーシアに行かれる予定の方もいらっしゃるかと思います。
今回はマレーシア旅行の基本として、通貨と郵便事情などについてお伝えしたいと思います。

マレーシアの通貨単位はリンギット(Ringgit)。街中で買い物などをする時の値札や価格表示には略称のRMかMYRがが使われていることが多いようです。
リンギットは発音すると「リンギ」と聞こえます。
RM1=100センです。かつて日本にあった通貨単位「銭(セン)」と同じなので覚えやすいですね。
マレーシアの紙幣はプラスティック製。正確にはポリマー合成樹脂製でオーストラリアの紙幣などにも使用されており、耐水性に優れ破れにく、大変丈夫です。透かしにあたる部分が透明になっているのも特徴。
買い物の時は1セン単位で表示されていても、支払い時にラウンディングと言って端数が切り上げ、切り下げになることが多いです。例えばRM9.88の場合、請求はRM9.9となります。


現在、紙幣6種類と硬貨5種類が流通しています。
紙幣は100、50、20、10、5、1
硬貨は50、20、10、5、1
20セン硬貨は金色と銀色の二種類あります。
2017年4月現在の日本円換算を併記してあります。

2017年4月現在はRM1=約25円。
RM1紙幣4枚でだいたい100円と覚えやすく、換算しやすいのではないでしょうか。
以前の記事でもお伝えしましたが、マレーシアは基本は生活物価は日本の1/2〜1/3程度ですが、例えばペットボトルの水は1本15円〜ですが、酒類はかなり割高で日本よりも高いことが多いです。レストランなどではヨーロッパ銘柄の瓶ビール1本(330-350ml)でRM13(約320円)が最安値キャンペーン価格だったりします。

現金をあまり持っていない場合に心強いクレジットカード。
マレーシア国内でも使用可能なレストランやショップは多いです。
ただしサインのかわりに4桁のピンコードを要求されることが多いようです。
もちろんわからない場合はサインでも大丈夫なこともありますが、現地でも利用が多いようならあらかじめ確認しておいた方が安心です。
そしてなんとなく雰囲気でわかるかと思いますが、市場、屋台などではキャッシュオンリーです。
また人が多いところではスリや窃盗などマレーシアに限らず海外では注意が必要です。
高額紙幣の使用を見られないようにするなど気をつけて、東南アジアの熱気を楽しんでくださいね。

筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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