チョコレート祭りのオランダ風イースター!
こんにちは!キリスト教の行事、イースターも先週末に終わり、オランダではまさに<春よ、来い来い!>と皆が思い始めておりますが本日は気温10度に達しない天気。お日様は元気いっぱい顔を出しているのでお昼になるにつれて暖かくはなってくると思いますが、それまではまた冬用のコートの出番です。
ところでイースターのシンボルといえばヒヨコ、子ウサギ、子羊など要するに生まれたばかりの草食動物。特にオランダではイースター当日にはPaas Haas(パースハース)というウサギが各家庭に卵の形をしたチョコレートを持ってきて、庭の中の色々な場所に隠し、子供達が朝起きてそれを探し始めるという習わしがあります。(もちろんそれは親御さん達による苦労の結晶!)うちの子供なんか、朝起きて<おはよう!>という前に早速外へ飛び出して行きました。今年は雨が予報されていましたので家の中に隠していたのですが、それを知らなかった子供達が家の中に戻って来た時の絶望的な顔が忘れられません。(笑)<全くなかった...>の一言。5歳の娘なんか泣き始めました。(笑)もちろん、その後、家の中でいくつもチョコレートを見つけて時には鼻水たらしながらニコニコ笑って喜んでました。
この行事につきましては以前ご紹介させていただいたのでぜひこちらをご一読下さい。
→https://tokuhain.arukikata.co.jp/eindhoven/2016/03/pasen.html
ただこの行事の欠点は、子供達が一定の年齢になると<ママ、ウサギと羊って卵産まないよね?>と小憎らしいことを言い出すこと。息子もそろそろ分かってきているみたいでです。ですが<妹のために黙っとけ!>とクギを刺されています。(笑)
イースターの日が近づいてくるとたくさんのお店で卵の形をしたチョコレートや上記した動物たちの形をしたチョコレートが売り出され始めます。
これは以前ご紹介したオランダで有名なお菓子屋さん、<Jamin>で売り出される卵の形をしたチョコレート。
全部で40種類もの味があり、選ぶのに目移りしてしまいます。100グラムにつき1,75€。(約200円)自分で好きな味を選んで袋に入れ、レジにて重さを測って購入します。
またこのようなチョコレートも!
またクリスマスと同様、イースターは家族の日。特に祖父母の家に行ってファミリーで食事をするという方が圧倒的に多いです。またそこでもチョコレートの卵探しがあるので、このイースターだけで一年分の量のチョコレートをもらうことも!キリストさんも<俺の復活を祝う日なのか、チョコレート祭りなのかはっきりしてくれ!>と言いたいに違いないと思っている私でございます。
このように春の到来を待ち焦がれているオランダ人、この思いが天に届きますように~!
(ってか、早く暖かくなってくれっ!)
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