ビタミンたっぷり!タマリロ
少々ご無沙汰している間に、春が目の前という頃になってしまいました。
今年の冬のオークランドは例年以上に雨の日が多く、何度か集中豪雨にも見舞われました。それでも8月後半になると、まだ天候は不安定ながら、だんだん日が延びてあちこちで子羊が誕生します。
さて、NZの寒い時期のフルーツと言えばキウイフルーツがお馴染みですが、今回は日本ではあまり見かけないフルーツをご紹介したいと思います。
![DSC_0851.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/auckland/assets_c/2017/09/9d1f7b35214617dacfc16edcb608ceff51e828b7-thumb-730xauto-280239.jpg)
ナス科の果実「タマリロ」はキウイフルーツほどの大きさ、ツルツルした皮に包まれています。南米原産のこのフルーツ、トマトの近縁でもあることから、ツリートマトという呼称で呼ばれる地域もあるようです。写真のような真っ赤なタイプの他に、黄色いタマリロもあります。切って見るとこんな感じ。
![DSC_0852.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/auckland/assets_c/2017/09/b1a7dfae25f650003427a97aa4d4c27aeb5a847e-thumb-730xauto-280241.jpg)
肝心のお味はどうかというと、とにかく酸っぱい!もちろん生食もできますが、タマリロの美味しさを引き出すには砂糖と一緒にコンポートにするのがおすすめです。
皮ごと煮立てるとあっという間に火が通り、皮がつるんとむけます。柔らかく煮えた真っ赤なタマリロをアイスクリームやヨーグルトに添えると最高の美味しさ。
![DSC_0854.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/auckland/assets_c/2017/09/710f5611834f22c9b3aa6a49bdea4e2c17919b45-thumb-730xauto-280243.jpg)
また、パイやクランブルのフィリングにしたり、ハーフカットしたものをグリルして砂糖をかけていただく、など、タマリロの甘酸っぱさと独特の風味を生かしたシンプルなデザートこそ、このフルーツの美味しさが引き出されます。
![tamarillo-with-almond.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/auckland/assets_c/2017/09/4b2ecad33439e0d6f90cd2190b9d2bcd7543f241-thumb-730x410-280245.jpg)
その他タマリロは、チャツネやソースにも加工されています。
栄養的にも、低カロリーなだけでなく、各種ビタミンを豊富に含み。健康と美容の面からも魅力的なこのフルーツ、当地で見かけたらぜひ味わってみてくださいね!
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