ビーチリゾート ~ワタム~
実はケニアのコースト(海岸地域)は知る人ぞ知るビーチリゾート。毎年クリスマスからお正月にかけてのホリデーシーズンになると、ヨーロッパ方面からチャーター機で到来する避寒ツーリストで、宿という宿は満杯になります。特に、12月20日あたりから年明け三が日まではビーチリゾートの予約が非常に取りづらく、中には「連泊ルール」が設定されているところも珍しくありません。また宿泊料もこの時期が最高値となります。
南北約500Kmのケニアの海岸線ですが北から「ラム」「マリンディ」「ワタム」「モンバサ」「ディアニ」がポピュラーな観光地です。それぞれに特徴や魅力が満載ですが、今回はコンパクトなリゾート「ワタム」をご紹介します。
ナイロビからのアクセスは空路が最もポピュラーです。最寄の空港はマリンディ、ここから車で30分ほどドライブするとワタムの村に到着します。ナイロビからマリンディへの定期便はAir Kenya, FLY540, Jambo Jetの3社が運行中。今回はLLCのJambo Jetを利用しました。直行便だと約1時間、ラム経由のフライトだと2時間弱かかる場合もあります。なお、繁忙期でマリンディ便が取れない場合は、空路でモンバサまで移動、モンバサからは陸路移動(所要2時間)、というパターンもあります。
ワタムはケニア南部のビーチ、ディアニと並んでダイバーに人気のスポットです。隣接する海洋公園でのダイビングやスノーケリング、イルカウォッチも楽しめます。
そしてもうひとつ。ワタムはお隣の町マリンディ同様、イタリア人にも人気のスポット。ワタム好きが高じて別荘地を購入してしまうイタリア人リピーターも決して珍しくありません。もちろんイタリア人独壇場、というわけではなく、英国系、地元系の宿もありますが、イタリア系が目立ちます。 今回は、その中でも特にイタリア人ツーリストにポピュラーな老舗ビーチリゾートに滞在しました。
お部屋はどちらかというとシンプルかつゆったりとした造りで、お掃除も行き届いていました。エアコンや水圧の高いホットシャワー完備。それ以外の細かい設備は個別に頼む、というスタイル。例えば貴重品を入れるお部屋備え付けの金庫やWifiは有料。なお、宿泊プランはお食事のときのソフトドリンクが含まれる3食付きがベースです。
イタリア人の滞在者がほぼ90%以上のこのホテル、フロントスタッフはもちろん、プールタオルを配布するお兄さんまでも流暢なイタリア語でお客さんと会話しているのには感心しました。また、もう一つ驚いたのは施設内での喫煙に寛容なこと。公共スペースにもお部屋にも灰皿完備でした。常駐するオーナー一家は元々アメリカでホテルを経営していたイタリア人、焼きたてのピザや、ボリューミーなデザート類も嬉しかったです。
ところで、今回は初めて日本語のホテル予約サイトを利用してみたのですが、これが大失敗。システム不具合による決済無効、プラン内容が間違っているうえに割高でした。。。やっぱり少々イレギュラーなことが多いケニア国内のホテル予約に日本のホテル予約サイトは向いていません。普段は自社の予約システムでお客様手配をしているので、ウェブ予約の実際に戸惑いました。よい勉強になりました。
■ Barracuda Inn
住所:Watamu Road, Watamu, KENYA電話:0701-028754URL:www.barracuda-in.com (イタリア語)e-mail: barracudahotel@gmail.com (英語可)
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