ベルリンを歩くPart1:買い物天国 HOP! HOP! HOP!
観光地再発見の旅⑬-2
ベルリンWelcomeCardを買ったのでバス100番、200番、トラム、Sバーン、地下鉄Uバーンを乗り放題、これらの交通機関を駆使してベルリンを歩き回りました。
クリスマスが終わったこの時期のお楽しみは、何と言ってもセールSALEの始まり。
これはもう、ショッピングに出かけずにはいられない!
【クーダム地区】ベルリンを代表する有名デパートKaDeWe
ベルリンでショッピングと言えば、ベルリンを代表する有名デパート、"KaDeWe(カー・デー・ヴェー)"は外せません。
KaDeWeとは、"Kaufhaus des Westens(カウフハウス・デス・ヴェステンス)"の略で「西のデパート」と言う意味になります。 ドイツのデパート、日本人の思い描くデパートのイメージとは少々異なる残念な感じのことも多いのですが、KaDeWeは、これぞデパートと言える内容です。 品揃えもなかなか豊富ですし、お洒落なものも多い。 私たちはもっぱら文房具売り場でかなりの時間を過ごしておりました。
今回ベルリンを歩いていて目についたのが、日本のユニクロ。
ここ、クーダム地区でも、ハッケシャーマルクト付近でも見かけました。
ちなみに、ベルリンには、ハッケシャーマルクト駅近くに無印良品も。
「ドイツであまり見ることの無い日本製品のお店が普通に存在するベルリンって、やっぱり都会だぁ~。」
完全にお上りさんです...
【カイザーヴィルヘルム教会】歩き疲れたら、マルクトで一息、お買い物も楽しもう♪
クーダムのど真ん中には、存在感大なカイザー・ヴィルヘルム教会が建っています。 戦争の記憶を残した記念教会(旧教会)と一見「何このビル?」と思ってしまう程、ちょっと変わったビルの新教会が不思議にコラボしている教会前広場では、年度末までヴァイナハツマルクトが開催されています。
ショッピングで歩きつかれ、小腹が空いたので、マルクトで何か摘まもう!とマルクトへ。
【カイザー・ヴィルヘルム記念教会:Weihnachtsmarkt an der Gedächtniskirche】
それほど大きなマルクトではありませんが、内容充実したマルクト。
ベルリン名物のカリーヴルストはもちろん、ファンキー・ワッフルや各種フルーツ系グリューワインなど、変り種のB級グルメが楽しめます。
やはりベルリンへ来たなら絶対外せない、本場の"Currywurst(カリー・ヴルスト)"を食べずにはいられません。 もちろん、軽めのランチはカリー・ヴルストで決まりです。 やはり本家本元のカリー・ヴルストは、何かが違う! 私たち夫婦の結論は、やはりソースがキーなのでは?と考えていますが、皆様も食べ比べて検証してみて下さい。
カリー・ヴルストのお供には、各種フルーツ系のグリューワインを。 最初の1杯目は、焼きリンゴグリューワインを、2杯目はブルーベリーグリューワインをチョイス。
デザートには、どうしても気になって思わず買ってしまったその名もファンキー・ワッフル。
オレオベースにイチゴを追加トッピングしてみました。 これ、甘いけどなかなかイケましたよ。
色々な種類から選べましたので、甘いもの好きの方、是非トライしてみましょう。
このマルクトには、ローテンブルク発祥の「1年中クリスマス」なクリスマスグッズの名店、ケーテ・ウォルファルト社"Käthe Wohlfahrt(ケーテ・ヴォルファート)"が出店しています。
クリスマスプレゼントをもらっていなかった私、ここでガラスのツリーを買ってもらいました。
日本の皆様、ローテンブルクの本店へ行かなくても、大きなマルクトには大抵ケーテ・ウォルファルトが出店していますので、各マルクトでちょっぴり高級なステキなクリスマスグッズと出会えますよ。
【ハッケシャーマルクト地区】駅近辺~ハッケシャー・ホーフをブラリ
ベルリンで大好きな場所、ミッテ地区にあるハッケシャー・ホーフ。
この界隈はいつ行ってもハイソでお洒落な感じが楽しい♪
旧東側地区の"Alexander Platz(アレクサンダー・プラッツ)駅~"Hackescher Markt(ハッケシャー・マルクト)"駅~"Friedrichst.(フリードリッヒ・シュトラッセ)駅、Unterden Linden(ウンターデン・リンデン)などのエリアはいつもどこかで工事中、今も進化し続けているベルリンを感じます。
ローゼンターラー通り"Rosenthaler Straße(ローゼンターラー・シュトラッセ)"に面した、ハッケシャー・ホーフのファサード。 一見すると普通のショッピングモールの様なのですが、中に入ると、ビル群の各中庭に展開される独特の世界が面白い。
【Die Hackeschen Höfe(ディー・ハッケシェン・ヘーフェ】
ハッケシャー・ホーフは、ミッテ地区"Mitte(ミッテ)"にある、8つの中庭のある、住居・商業・芸術(アート)など異なる目的のための空間が混在するマルチカルチャー集合ビル。
もともと1900年代初めにビジネス空間と住居空間が融合した場として発展、当時経済の中心地として栄えたものらしい。
この地区は、ベルリンのユダヤ人街の歴史と深く関わっていて、ナチスが台頭する時代のハッケシャー・ホーフの当時のオーナーもユダヤ人だったとのこと。 困難な時期を経て今に至っていると言う、ベルリンらしい歴史がバックグラウンドにあったりします。
Official Website: http://www.hackesche-hoefe.de/ (ドイツ語/英語)
ローゼンターラー通りに面した入口から入ると、美しいアールヌーボー、ドイツ語では"Jugendstil(ユーゲントシュティール)"調のファサードに目を奪われます。
一歩足を踏み入れれば、そのお洒落な空間に惹きつけれられます。 是非この感覚を体験してみて下さい。
こちらの第1の中庭("Hof Ⅰ")には、コンテンポラリーサーカス、アクロバティックなショーを見せてくれる劇場"CHAMÄLEON Theater(カメレオン・テアター)"や映画館、レストラン・カフェ、我が家も大好きなアイスクリームとワッフルが美味しい"Wafffel oder Becher(ヴァッフェル・オダ・ベッヒャー)"などが入っています。
ドイツの映画館、吹き替えのことが多くオリジナルの英語で上映してくれる映画館は少ないのですが、こちらの映画館はドイツ語字幕オリジナル上映の劇場。 「住んでいたら通うのにぃ~...」 アクロバティックショーも面白そうなので、次回は鑑賞してみたいと思います。
それ以外にも各中庭には、個性的なショップが...
以前訪れた時には、オリジナル服やカバンを手掛けているショップで、ブルーのショルダーバックを購入しましたが、どのショップだったかの記憶が...
最も皆から愛されている東ドイツ文化を代表するものと言えば、アンぺルマン"Ampelmann"。 東ドイツの信号は、可愛らしい子供モチーフ、アンペルマンという愛称で親しまれています。 第5の中庭には、そのアンぺルマングッズ専門のお店もあります。
日本に本帰国する友人へのプレゼントに可愛らしいアンぺルマンの缶とハーブティーのセットを購入。
お隣のローゼンターラー通り36番地には、H&Mの店舗が入っています。 こんなにお洒落な場所にあるH&M、なかなか貴重です。
ハッケシャー・ホーフの中庭を散策していると、いつの間にかH&Mのあるお隣の中庭へと誘われます。 この近辺には、お洒落なブティックがたくさん軒を連ねていますので、町ブラも楽しいですネ。
長くなってしまったので続きは次回へ。
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