早春の「吉備路の山全山縦走大会」を一緒に歩きませんか? ~吉備路風土記の丘~
3月、早春の山歩きを楽しむ「第4回吉備路の山全山縦走大会」が
総社市の鬼城山-岡山市北区・足守地区の竜王山-吉備津神社など
17~35キロの5コースで開催されます。
現在参加者を募集中です!
全山を縦走すると35㌔を制限時間内に歩き通しますが
短い「足守コース(18キロ)」もあるので
私たち夫婦も毎年参加している大会です。
第4回吉備路の山全山縦走大会
日 時 2018年3月18日(日) 雨天決行
集合場所 JR服部駅
受 付 6:00~7:00 随時出発
全山縦走コース 35㌔ 標高差1320㍍ 到着地 吉備津神社
吉備津彦コース 32㌔ 標高差1150㍍ 到着地 吉備津彦神社
稲荷コース 24㌔ 標高差960㍍ 到着地 高松稲荷グラウンド
足守コース 18㌔ 標高差620㍍ 到着地 足守小学校
足守出発コース17㌔ 標高差700㍍ 到着地 吉備津神社 のみ
集合場所 足守小学校発
受 付 10:00~11:30 随時出発
参 加 費 各コース2000円
締 切 2月16日 先着計1000人
ついでながら、過去に足守コースを歩いた様子をレポして
吉備路の山の魅力をお伝えしますね!
6時半に服部駅に到着。
受付を済ませたらゾロゾロと歩き始めます。
人の後ろを付いて歩けばいいので楽ちんです。
背中のゼッケンには県名やメッセージなどを書いています。
県外から来られた方が多いのに驚きました。
山すそに近づくにつれ鬼ノ城が見えてきました。
写真では見えにくいけれど、西門(矢印の下)も見えます。
しばらく歩くと砂川公園のキャンプ場に入り
今年初めての桜を見つけたりしながら歩きます。
このあたりから急峻な山道になり登山らしくなってきました。
700人近い人が登っているのでちょっと渋滞気味です。
このあたりは、シダが多く岡山の山じゃないみたい!
この道...
夏には凄いことになっているんじゃないかな?
車道に出ると、直径1.8㍍もある「鬼の釜」というものがありました。
鬼の城に住んでいた温羅(うら)が使っていたという釜です。
温羅(うら)というのは昔、この山に住んでいた鬼です。
大和から来た吉備津彦命に退治され、「温羅伝説」として語り継がれ
この伝説が「桃太郎伝説」のもとと伝わっています。
見晴らしの良い高台で
お握りを朝食として食べた後は犬墓山を目指します。
山中は「岩屋三十三観音」と巨石がいたるところにあり
山岳仏教の名残りが感じられます。
写真の巨石は「鬼の差し上げ岩」と呼ばれ
鬼のモデルとされた温羅がこの巨大な岩を差し上げて巌窟を造り
棲み付いたと言われています。
岩屋寺からは長~い下り坂です。
このあたりから足の指に負担がかかるようになって来ました。
そんな時に見えてくるのが色々な川柳です。
川柳に後押しされながら
やっと朝、麓から見えていた西門に到達です。
この西門と角楼は復元された物で、以前NHKの番組の中では
唐・新羅の侵攻に備えて蘇我氏が
整備した山城のひとつとして紹介されていました。
空気が澄んでいればいれば
ここからの眺めは瀬戸内海まで見渡せます。
城壁を保護するための敷石は国内ではここだけで
朝鮮半島では数例見つかっているだけだそうです。
滑り台のような岩場を下り
山中から抜け出すと奥坂の休憩所にたどり着きました。
よっぽど情けない顔をしていたのか受付の人が
「リタイアですか?」と一言。
いえいえ、まだ歩きますよ~ん!
ここで、「ヤマザキパン」と「紀文のスティックいか」を頂き
残りの携行食も出してお昼にしました。
ここから、もう一山越えたらゴールの足守です。
標高465㍍あった岩屋に比べれば
150㍍ほどの百田乢は楽勝と思っていましたが
今までのような、立ち止まる遺跡や旧跡もなく
足が疲労のピークに達していてヘロヘロです。
ボランティアスタッフの拍手に迎えられ
やっとこさで、ゴールの足守小学校に到着です。
18.145㌔ 歩ききりました。
ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゚'・:*☆ヤッター
他のコースの方は、さらに進んでいくのを見送りながら
戴いたカルピスウォーターを飲み干します。
足守の町はひな祭りの最中で町のあちらこちらで
珍しい雛人形を見ることもできました。
さあ、ここから4㌔先の足守駅へ向かい帰途につきます。
「地球の歩き方」をご覧のみなさま
一緒に早春の吉備路の山を歩きませんか?
(^_-)-☆
筆者
岡山特派員
mami
岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。
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