アドリア海の宝石、プーリア州にようこそ!
はじめまして。イタリアンブーツのかかとに位置する長い州、プーリア州アンドリア市に在住のトラベルデザイナー、友里絵です。
きっとプーリア州ってどこ?と思われる方もいらっしゃることでしょう。
プーリア州には北イタリアには残っていない伝統文化や習慣、野菜中心のヘルシーな地中海料理、2千年を超えるオリーブの木々などの見所そしてもちろん「食べどころ」がいっぱいあります。
そんな魅力をお伝えするべく、この度プーリア州の神聖ローマ皇帝フェデリコ2世の街、アンドリア市を拠点とする特派員として任命していただきました。
この特派員ブログを通じて、さらに多くの方にプーリアの魅力を発信していけたらと思います。
今回は初回ということで、プーリアの見どころを簡単にご紹介いたします!
まるでおとぎ話に出てくるかのようなトンガリ帽子の屋根が特徴的なお家がずらりと並ぶアルベロベッロ。1996年にユネスコ世界遺産に登録されました。日本人観光客もとても多く、日本語を話すイタリア人もいるほど。モルタル材や節合剤を使わずに建てられた技術は現在にも引き継がれ、今ではお土産やさんやホテルとして滞在することも可能です。
アンドリア市にある神聖ローマ皇帝フェデリコ2世の不思議なお城。こちらも1996年に世界遺産に登録されました。ムルジャ国立公園内の丘に立つこの八角形のお城には七不思議が隠されています。地元アンドリア住民はピクニックを楽しんだり愛犬と散歩をしたり。夕日が絶景ポイント。
3.ポリニャーノ・ア・マーレ記事の一番上に載っている写真が最近の人気スポット、ポリニャーノ・ア・マーレ。崖の上に立つ白い街。ここから南は海がとても綺麗なので、崖に囲まれた小さな砂浜で泳ぐのもよし、またはボートを借りて洞窟めぐりをするのもおすすめ。
プーリアに来るなら絶対行くべき街。ホワイト・シティとして長い間有名な場所で、一度足を踏み入れると全て真っ白なのでまるで迷路のよう。近くには2千年を超える大木、オリーブの木々を見渡すことができます。
ローマ帝国前から栄える古い歴史を持つ街、レッチェ。南のフィレンツェと呼ばれるほど、バロック様式の教会や美術品が町中にあります。フィレンツェとの大きな違いは、ピエトラ・レッチェーゼと呼ばれる白い石を使用していること。そしてバロック様式なのに、よくよーく見てみると、プーリア特産のイチジクやザクロなどが教会の装飾として所々にあったりします。
プーリアにはまだまだ面白い街がたくさんあります。それは、どれだけ小さな村でも、何か必ず面白い伝統や教会、文化や食事があったりするからです。
これからもプーリアを色々な角度から紹介していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
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