パンドーロのクリスマスにぴったりな愛らしいアレンジ!
イタリアで冬の季節に出回るお菓子と言えば、パネットーネとパンドーロ。これらの、クリスマスの季節ならではのイタリア版ケーキは、毎年11月下旬から1月過ぎまでスーパーマーケットなどに並んでいます。
パンドーロ(Pandoro) はイタリア北部のヴェローナ発祥のお菓子で、形は八角形で円錐型、黄色く柔らかい生地を持つことが特徴です。一見すると、スポンジケーキに似ているのですが、そこまではふわふわで柔らかくはありません。一方、パネットーネ(Panettone)はミラノ生まれで、形はドーム型、パネットーネ種の酵母を用いて作られたパンの中には、干しブドウやオレンジピール、ドライフルーツなどが入っています。どちらのお菓子も日持ちがし、おいしいです。今回は、パンドーロのいつもと違ったかわいい食べ方をご紹介したいと思います!
![1.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/rome/assets_c/2018/02/4b851cb9b198401a1da45c588c8f3a27c5f3c0b4-thumb-640xauto-328860.jpg)
↑ まずはお店でパンドーロを買って来ます。ローマのスーパーでは、1個1キロのものが3ユーロ位から売っています。こちらはカルフールで1個5.5ユーロでした。ケーキの重さは1キロです。筆者が聞いたところによると、パネットーネは日本では4000~5000円と、イタリアに比べるととても高い値段で売られていることがある様です。
![2.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/rome/assets_c/2018/02/7d10c7c997b7abe67d2ff7f817a00d8b4d4455b4-thumb-640xauto-328861.jpg)
↑ ピンク色の包装紙を取り去ると、中からパンドーロが出て来ます。星の様な形にも見えます。これからこのパンドーロが愛らしく生まれ変わります。
![3.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/rome/assets_c/2018/02/6706c19b583e988ae073a42833aaa56e3d34522c-thumb-640xauto-328862.jpg)
↑ 別添えの粉砂糖を、パンドーロの入っているビニール袋の中に開け、袋をしっかり閉じて両手で抱えて振り、パンドーロの表面にまぶして行きます。パンドーロが冷えていると砂糖が良くくっ付かない為、もし触ってみてあまりにも冷たい様ならば、暖房やこたつの傍で少し温めても良いです。筆者はパンドーロの入ったビニール袋を振る時は、頭の中でパンドーロに美しい白い粉雪が積もって行く様子をイメージしています!
![4.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/rome/assets_c/2018/02/6ebae794000e37e96a2dbd084df7b823a1fa59da-thumb-640xauto-328863.jpg)
↑ 粉砂糖が全体にコーティングされたらビニール袋から出します。普通のパンドーロの食べ方は、ここ(上の立っている画像)で食べる分を縦に切ってテーブルに出します。今日は愛らしい食べ方なので、パンドーロにこうして静かに横になってもらいます。そして、包丁で横に5~6等分に切って行きます。
![5.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/rome/assets_c/2018/02/dd7720c8bcc0193fd56bab72f9a69227e56a0167-thumb-640xauto-328864.jpg)
↑ 綺麗な黄色です!
![6.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/rome/assets_c/2018/02/be9bb5aeb2e620ad7bf0838be77660915cf13b34-thumb-640xauto-328865.jpg)
↑ 6等分にしました。次に、下の面積が大きい方から段をずらす様にして並べて行きます。
![7.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/rome/assets_c/2018/02/1647a4af02db6da85808146889b3d2ec9f44e6bb-thumb-640xauto-328857.jpg)
↑ お好みでフルーツと生クリームで飾り付けをします。見掛けが豪華なパンドーロになりました。パンドーロは、アレンジ次第で、クリスマスツリーにも、サンタクロースにも、松ぼっくりにも変身します。イタリア版のデコレーションケーキ、色々工夫してお楽しみ下さい!
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10092/20221012_161039_ff5565c7_w320.jpg)
筆者
イタリア特派員
阿部 美寿穂
ローマからイタリアの日常やイタリア旅行に役立つ情報などをお送りしています。
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