2018年バンコクで迎える中国旧正月(春節)【スクンビットエリア編】
2月16日は、チャイニーズニューイヤー、いわゆる「中国旧正月(春節)」でした。この日は、バンコクでも賑やかに祝われるお正月です。前日の「大晦日」に当たる日も、すでにお正月モードでいっぱいでしたよ。今年の干支である「犬」をモチーフにした飾り付けやオブジェもたくさん目にしました。そんな「中国旧正月」シーズンのバンコクの様子をお届けしたいと思います。今回は、BTS(電車)でアクセスしやすいスクンビットエリアの風景です。
セントラル・ワールド
季節ごとの催し物やイベントでいつも賑わっている巨大ショッピングセンター「セントラル・ワールド」。大晦日のこの日も、あちこちで中国旧正月用のセッティングがなされていました。こちらは、よくイベント会場となる「セントラル・ワールド」前の広場。整然と並ぶオブジェの表情が、妙に可愛らしかったです。
![CNY_1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_1-thumb-730xauto-337596.jpg)
![CNY_2.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_2-thumb-730xauto-337598.jpg)
「セントラル・ワールド」の中へ入ってみると、賑やかな音楽が聞こえてきて、ちょうど獅子舞のパフォーマンスが始まりました。タイミングよくメディアの撮影となったため、獅子舞たちがきちんとポーズしている様子を写真に収める事ができました。
![CNY_3-thumb-730xauto-337602.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_3-thumb-730xauto-337602-thumb-730x548-338161.jpg)
そして、旧正月らしいドラや音楽に合わせて踊り出す獅子舞。すると、ギャラリーのみなさんが次々に獅子舞の口にお札(20バーツ:約70円)を入れていました。「おひねり」と呼ぶのでしょうか? 私も記念に、みなさんに習って20バーツを獅子舞にあげてみました。すると、なんと獅子舞の口から手が出てきて、ミカンをくれました!
![CNY_4.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_4-thumb-730xauto-337604.jpg)
これにはびっくり。ミカンは「金運」の願いが込められた縁起物の果物だそうで、この時期はよく街なかで見かけます。旧正月らしくラッピングされたミカン、大事にいただきました。同じフロアでは、旧正月らしい飲食関連の特設ブースが出店していました。
![CNY_6-thumb-730xauto-337608.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/214acb3cb583d1e60720edf14480654b2f615d57-thumb-730x548-338167.jpg)
![CNY_7-thumb-730xauto-337607.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/012ca987995ae5914dff5efea081ca4d76953ae2-thumb-730x548-338169.jpg)
通りがかると、「写真どうぞ!」とせいろの蓋を開けてくれました!
![CNY_5.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_5-thumb-730xauto-337606.jpg)
赤でまとめられた華やかな一角では、老若男女問わず、賑やかな写真撮影スポットになっていました。
![CNY_8.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_8-thumb-730xauto-337616.jpg)
![CNY_9.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_9-thumb-730xauto-337622.jpg)
こういった、雑誌の取材に出てきそうな背景が用意されているのも、バンコクのイベントの特徴です。この前でポーズを取れば、誰でも芸能人風なワンシーンが撮れるかも!?
セントラル・ワールド
Central World
所在地:999/9 Rama I Rd, Khwaeng Pathum Wan, Khet Pathum Wan, Krung Thep Maha Nakhon 10330
最寄り駅:BTSチットロム駅
高級デパート・ゲイソーン
「セントラル・ワールド」から徒歩圏内にある高級路線のデパート「ゲイソーン」。こちらの入り口は、いつもちょっとシックで雰囲気があるんですよ。今年はちょうちんと共に、赤と黒の鳥かごが飾られました。
![CNY_13.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_13-thumb-730xauto-337628.jpg)
ゲイソーン
Gaysorn
所在地:999 Phloen Chit Rd, Khwaeng Lumphini, Khet Pathum Wan, Krung Thep Maha Nakhon 10330
最寄り駅:BTSチットロム駅
デパート・サイアムパラゴン
若い方々も多く集まるスポットが、BTSサイアム駅周辺です。こちらは駅前にあるデパート「サイアムパラゴン」前の広場。
それぞれの干支のオブジェが、楽しげに並んでいます。黄色が眩しい!ここでは、ご自分の干支の前で写真撮影をする方々がたくさんいらっしゃいました。
![CNY_14.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_14-thumb-730xauto-337630.jpg)
デパート内にも、写真を取りたくなる場所がいくつも用意されていました。ひときわ目を引いたのが、こちらの巨大な提灯。後方に映る人の姿と比べていただけると、ちょうちんの大きさがわかりやすいかと思われます。
![CNY_15.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_15-thumb-730xauto-337654.jpg)
セントラル・ワールドがあるチットロム駅とサイアム駅は、屋根付きの通路「スカイウォーク」でつながっています。お散歩を兼ねて、「中国旧正月ウォッチング」のはしごをしてみるのも楽しいのでは?
サイアムパラゴン
Siam Paragon
所在地:991 Rama 1 Road, Pathumwan, Bangkok 10330 Thailand
最寄り駅:BTSサイアム駅(電車内のタイ語のアナウンスだと「シアーム」と聞こえます)
BTSプロンポン駅周辺
日本人が多く集まることでも知られている、BTSプロンポン駅。デパートの中も外も、統一されたイメージで彩られていました。
![CNY_19.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_19-thumb-730xauto-337664.jpg)
夜には一段と華やかなライトアップが始まり、大音響の音楽が鳴り響きます。巨大ドラゴンの前では、オトナも子供もテンション上がりますね!
![CNY_20.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_20-thumb-730xauto-337666.jpg)
繁華街以外の場所はどんな様子?街角の風景
有名な繁華街以外の、身近な場所でも「中国旧正月」の飾り付けがなされています。こちらは、コンビニエンスストア。入り口、店内ともにお正月モードでした。
![CNY_22.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_22-thumb-730xauto-337670.jpg)
そしてこじんまりしたレストランで食事をしていた時のこと。突然、獅子舞の一団が踊りながら店内へ入ってきました!
![CNY_23.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bangkok2/assets_c/2018/02/CNY_23-thumb-730xauto-337677.jpg)
中華料理のお店ではなく、イタリアンのお店だったのですが、、、。ドラの音や中国風の音楽とのミスマッチが面白かったです。
「中国旧正月」当日は、休業するレストランやショップもあるのですが、スクンビットエリアにあるデパート等は通常運転しています。もし、個人経営の店舗へ行かれる場合は、事前に開店しているかどうかを確認されることをオススメします。
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10009/20221011_150741_9f0a7e69_w320.jpg)
筆者
東京特派員
marie
海外生活を経て日本に帰国してから、住み慣れた東京を半分旅行者の目線で見るようになり町の新たな魅力を再発見しています。
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