No.409フランス2018春のスト情報まとめ
フランスの春は春分の日に始まると言われています。
....が、今年はどうしたことか、まだ冬の匂いがいっぱい。今日3/19の朝も、パリは4センチの積雪で目覚めたというニュース。積もりはしませんでしたが、フランス北部でも昨日は雪が舞っていました。この寒波は今週水曜あたりからは緩和されるようですが、まだまだ寒いこの季節。3月渡欧を計画されている方は、暖かい出で立ちでおいでください。
ちなみに、フランス以北の国であれば、一般的に室内の暖房は整っていますから、レストランなどで脱ぎ着しやすいように、もこもこのセーターよりも、重ね着のできるものを。また屋外に出るときは冷えないようにしっかり首元まで覆うコートと、靴底の厚い靴。マフラー、手袋、帽子があるとなお良し、というのが基本です。
さて、日本が春休みに入るこの時期、フランスでは複数のストが予定されています。

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まず、3月22日には、公務員の全国規模のデモが予定されています。フランス国鉄をはじめ公共機関の業務に影響が出ると思われます。
【RATP】
パリの地下鉄やバス、トラム、近郊列車を運行するRATPでは、上記3月22日にストが予定されています。
【航空管制官】
航空管制官らのストも3月22日に予定されています。この日フランスで飛行機ご利用の方は、利用航空会社に問い合わせることをお薦めします。
【エールフランス】
また、エールフランス航空は、現在、3/23(金)と3/30(金)にストを予定しています。パリのシャルルドゴール、オルリー、トゥールーズ、ニース、リヨン、マルセイユなどの主要空港への影響が大きいとみられています。

【フランス国鉄】
SNCF(フランス国鉄)は少々長く、4月3日から6月28日までを予定しています。毎日ではなく、合計36日。平均週2日ストののち3日運行というスケジュール。
具体的なスト日程は次の通り。
2018年4月3、4,8,9,13,18、19,23,24,28,29日
5月3,4,8,9,13,14,18、19、23、24、28、29日
6月2,3,7、8,12、13、17,18,22、23、27,28日
具体的にどの路線がどの程度の影響を受けるかについては、ストの24~48時間前に公表されることになっています。
ストの情報は刻一刻と変化しますので、どうぞ、関連サイトやtwitterのチェックを忘れず、不快な経験なしの良い旅行にしてください。
(冠ゆき)

筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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