ウォークアバウト、それはあなたの人生!
ディジュリドゥってご存知でしょうか。
オーストラリアの原住民であるアボリジニが演奏する伝統楽器です。
今回はこの楽器とそして日本の楽器がコラボする素敵な音のコンサートのお知らせです。
アデレードには姫路庭園があり、日本とは交流もある都市、日本語や日本の楽器を習う人も少なくありません。
ちなみに日本のアニメーションファンも結構いるんですよ。
↓アデレード市内にある日本庭園(日本をイメージするためのものでコンサート会場ではありません)
日本のファンには堪らない日本の楽器として竹笛そして太鼓、
オーストラリアからはディジュリドゥとまさに日豪のコラボコンサートです。
【ディジュリドゥってどんな楽器?】
コアラはユーカリの葉っぱを食べますよね、木は白アリが、そして空洞になったユーカリの木の幹から作られています(分類上は金管楽器)。唇の振動で音を出し腹式呼吸でお腹の力で音の強弱、舌の使い方を変えながら音の変化をつける楽器。また口から息を出すと同時に鼻で吸うという民族音楽に見られる循環呼吸法で音を長く継続させるのが特徴です。ベースの響くような音が特徴で大地の力強さを感じる楽器の一つだと言えるでしょう。
↓イベント会場で子供たちにディジュリドゥを演奏しているところ(WAMADELAIDE 2018にて)
【楽曲から人生で会ってきた人たちとの再会】
テーマはウォークアバウト・・・アボリジニの人々が暮らしから離れて、先祖や自分の歩んだ道をたどりそれまで会ってきた人々と再会のために道を歩むことです。
ディジュリドゥー、笛、太鼓の音の中に、それぞれが歩んできた人生の道を感じていただける構成となっています。何かと気ぜわしい現代社会の中で一瞬でも離れ過去で懐かしい人と出会うほっとできる時間となりそうです。
日本とオーストラリア、それぞれの特徴がどのようにミックスされた音楽を作り出すのか楽しみですね。
↓日本のイメージ(静岡の河津桜)
↓オーストラリアのイメージ(南オーストラリア州フリンダース連峰)
↓コンサート詳細(ちらしより)
お近くの方は是非会場へ足を運ばれてみてくださいね(カフェでは、コーヒーだけではなくお食事もできます)。
(txt & photo さくら麻美 取材協力 梅原宗敬)
筆者
オーストラリア特派員
さくら麻美
南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。
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