修道院の回廊でルネッサンス音楽を聴く
夏はコンサートが目白押し。多くはポップスのコンサートですが、クラッシック音楽のコンサートも、ユニークなものが催されます。
やはり毎年7月にある修道院の回廊でのルネッサンス音楽のコンサート、会場は、カルメン通りの Casa de Convalesenciaの回廊でした。
建物は17世紀のルネサンス様式のもので、回廊の二階の奥には、バルセロナでは珍しい空中庭園があります。ルネサンス様式の建物でその当時の音楽を聴けるなんて素敵でしょう。
コンサートは夜9時始まり。まだかなり明るい。真正面の奥にステージが作られていました。
まだ早かったので、一番前に座りました。
プログラムは16~17世紀の作曲家たちの中世音楽なので、当時使われていた古楽器を再生した珍しい楽器で演奏されます。
コンサートのオープニングは2階の回廊で演奏
次に下に降りてきての演奏
プログラムは Joan Ferrer, Nicasi Corita, Pere Vila, Pere Alberch, Miquel Ollerなど、15~17世紀の作曲家たち。
あまりなじみがないけれど、リコーダーのオーケストラで演奏している曲が1つあって、うれしかった。
ルネッサンス音楽はいずれも耳にやさしい、素朴で親しみのある曲ばかり。
一番左のコルネット奏者がリーダー
行進曲の時は後ろから演奏しながら歩いてきてステージに。
だいぶ暗くなってきました。
休憩
第二部
アンコールを一曲演奏してくれました。
終わったのは11時近く。さすがに真っ暗。
夜の回廊もまた素敵です。
建物は現在IEC(Instituto de estudios catalanes)が使っています。
入口のタイル画は, 聖パブロの生涯。17世紀のもの。左端は首を切られた絵が生々しい。
ランブラスに向かう途中にあるベレン教会がライトアップされていて素敵でした。。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。