【はじめまして】イギリスの多摩クロイドン
イギリスはロンドン南部、サリー州に位置するクロイドンの特派員になりました、パーリーメイと申します。2017年に夫の転勤でこちらに来たのですが、渡航前に現地の情報を得たいと思っても、宿泊予約の情報ばかりで知りたい情報が乏しくモヤモヤしてしまいました。そこで、在住一年を経た今、リアルタイムのクロイドンやその周辺地域での体験を皆様にお届けし、少しでもお役に立てれば幸いです。
![IMG_00.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2018/10/397e3c8344658796e0335751bce5eaf4141bbc78-thumb-730xauto-398781.jpeg)
初めは「サリー州なのに、ロンドン??」と、頭がこんがらがっていたのですが、良い例を勝手に思いつきました。関東地方限定の表現になってしまい、申し訳ないのですが私は来英直前は東京在住でしたので、自然と「ここら辺は、日本で言うと東京都の多摩地区か」と思うようになったのです。つまり、新宿(ロンドン ブリッジ駅)に出るまで電車の急行で20〜30分、渋谷(ビクトリア駅)へは30〜40分という距離です。正確には、ロンドン ブリッジ駅からクロイドンの中心地で栄えている、イースト クロイドン駅までが直通で約15分、その後各停に乗り換えてサウス クロイドン、パーリー オークス、パーリー等、南下するに従って緑が徐々に増え郊外型の住宅が拡がります。
![IMG_9962.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2018/10/a991789b83a22eb9749828c6addca41a26060d7a-thumb-autox973-398783.jpeg)
イースト クロイドン駅からはX26番という、ヒースロー国際空港への直通バスも走っています。二時間ほどと時間はかかりますが、電車のように重い荷物を引きずって複数回乗り換える必要もなく、一旦乗ってしまえば市バスなのでわずか1.5ポンドで悠々到着出来ます。時間に余裕がある時、小さい子供連れの時などに重宝します。
![IMG_9981.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2018/10/38002153b9dc860d1719e2086c24f9d6ba5fdbcf-thumb-autox973-398785.jpeg)
人口は2017年6月時点で38万人弱と、ロンドン自治区の中ではバーネット区に次ぐ多さで、その分多種多様な民族が集まりエスニックな雰囲気を醸し出しています。そのため食事の選択肢には事欠かず、イギリスならではの大衆パブも揃っています。パブでは通常食事もドリンクもカウンターで注文、支払いもしなければならないのですが、クロイドンにあるパブチェーン大手のウェザースプーン系列、スカイラークではさすがファミリー向けを謳っているだけあり、子供を席に残してカウンターに行かなくて済むよう、テーブルで注文支払いできるアプリを用意してあります。これは、慣れない地で注文に時間がかかってしまう旅人にも、大助かりなシステムなはずです。お値段もビールが1パイント(568ml)2ポンド代から、サーロインステーキが8オンス(約227g)10.25ポンド、コーヒー紅茶、エスプレッソもそれぞれたった1.25ポンドで飲み放題と雰囲気も良いのにコスパが最高です。
![IMG_0036.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2018/10/34a281380f951987b7606e1ec79dbfa8a16182b6-thumb-autox973-398787.jpeg)
店名: The Skylark
住所: 34-36 South End Croydon London CR0 1DP
営業時間: 朝8時から深夜0時まで(金・土は深夜1時まで)
他に特徴的な点は、ロンドンで現在唯一残っているトラム、路面電車が長閑に走っている一方、ロンドンの主要なビジネス、金融、文化の中心地でもある近代的な一面も持っているという事が挙げられます。来年からはウィットギフトWhitgiftというショッピングモールを大改装して、新たにデパートのジョン ルイスや高級スーパーのウェイトローズ、M&Sをテナントに入れるなど、2024年までに46のプロジェクトを完遂させるという長期計画を打ち立てたクロイドン区は、今後も開発が進み目が離せない、活気ある街です。
![IMG_9960.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2018/10/ac24cae70a540dc6984cac91c24725ee3eb436ea-thumb-autox973-398789.jpeg)
こちらのブログでは、このような賑やかなクロイドン都心部とその周辺のゆったりした美しい郊外の話を織り交ぜ、時には国外まで飛び出した、楽しいお役立ち情報満載でお届けしていきますので、宜しくお願い致します。
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10061/20221012_105101_02db805a_w320.jpg)
筆者
イギリス特派員
パーリーメイ
2017年よりロンドン南部で家族と暮らしています。郊外ならではのコスパのよいレストラン、貴族の邸宅、城めぐり、海沿い情報などが得意です。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。