手軽に観戦できるツール・ド・フランスをパリ市内で応援
毎年7月に開かれるフランスの自転車レース、ツール・ド・フランス。フランスおよび一部周辺国を舞台に約3週間にわたり駆け抜けます。最終日のゴール地点は毎年パリのシャンゼリゼ通りです。
昨日は最終日、ランブイエからパリ・シャンゼリゼ通りまでの第21ステージが開かれたので、沿道での観戦に行ってきました。
観戦場所ですが、マラソンなどと同じでコースの沿道であれば、基本どこでも観戦できます。ルートは毎年変わるため、ツール・ド・フランスの公式サイトで場所の確認が必要です。
シャンゼリゼ通りなどのメーンの場所、またはレースのポイントとなる場所では、前もって場所取りをしないと最前列では見られませんが、それ以外の場所であれば、通過10分前でも十分に見られます。
今年はパリを西から入って南から北へ駆け上がり、ルーブル美術館方面からシャンゼリゼ通りに走っていくコースだったため、セーヌ川左岸のサン・ミッシェル通りで観戦することにしました。
選手たちが来る前に、まず通るのがツール・ド・フランスの公式スポンサーの一団、キャラバン隊です。グミメーカーのハリボー、ミネラリウォーターのヴィッテル、銀行のLCLなど、おなじみのスポンサーが装飾された車で音楽を流しながら通り抜けます。
その後、2時間ほど間隔をあけて自転車に乗った選手たちが一気に通り抜けます。自転車の車輪の音が一斉に聞こえ、今年のツール・ド・フランスで個人総合優勝(マイヨジョーヌ)になったコロンビア人のエガン・ベルナル(チーム・イネオス)らに、沿道から大きな拍手が送られました。
7月もあと数日。パリの街中は多くの人がバカンスに出かけているため、随分空いてきました。気候も落ち着き、ゆっくりと過ごせる時期になってきました。
筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
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