『オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター』が2024年6月14日(金)全国公開 色鮮やかに蘇る豪華絢爛の映像と名曲の数々

公開日 : 2024年04月19日
最終更新 :

2004年に公開され、日本で記録的大ヒットをした『オペラ座の怪人』が映画公開20周年を記念して、『オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター』として、感動を新たにスクリーンによみがえります。

『オペラ座の怪人』は当時のミュージカル映画史上最高興行収入を誇り、全世界興収の40%以上を日本が占めたという伝説の作品で、豪華絢爛な装飾品や美しくも悲しい名曲の数々は多くの日本人を魅了しました。

『オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター』は、2024年6月14日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショーです。

作品のあらすじと見どころ

物語の舞台は19世紀のパリ・オペラ座(パレ・ガルニエ宮)。ここでは仮面をつけた謎の怪人・ファントムの仕業とされる奇妙な事件が立て続いていました。

ファントムは若くて美しいオペラ歌手のクリスティーヌに才能を見出します。ファントムから音楽の手ほどきを受けたクリスティーヌはファントムのことを“音楽の天使”と信じプリマドンナへと成長していきます。

幼馴染の青年貴族ラウルに愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに心を惹かれるクリスティーヌですが、ある日ファントムの仮面の下に隠された秘密を知ってしまいます。一方、怪事件が続くオペラ座ではファントムを捕まえようとラウルたちが立ち上がります。映画版ではファントムの出生の秘密やラウルとの決闘シーンなど、舞台では演出されていないシーンも追加されているので見逃せません。

作中では豪華絢爛な美術や衣装、装置の数々がストーリーを引き立てます。なかでも高さ約5m、幅4m、2万個のクリスタルでできたスワロフスキー・クリスタル製の巨大シャンデリアが落ちてくるクライマックスの名シーンは息をのこと間違いありません。 

メインテーマ曲の「The Phantom of the Opera」をはじめとした作中の名曲の数々は、作品を見たことが無い人でも耳にしたことがあるはずです。主演キャスト3人が実際に歌い、フルオーケストラで収録された音楽は映画館に居ながらにしてまるで舞台を見ているかのような臨場感を覚えます。

『オペラ座の怪人』が大好きな人はもちろん、映画館や舞台で見たことが無い人も、この機会に鑑賞してみてはいかがでしょうか。映画館でパリのオペラ座を感じましょう。

オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター

公開日
2024年6月14日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか
製作・脚本・作曲
アンドリュー・ロイド=ウェバー
監督
ジョエル・シュマッカー
出演
ジェラルド・バトラー/エミー・ロッサム/パトリック・ウィルソン 他
配給
ギャガ
公式HP
https://gaga.ne.jp/operaza4K/ ※リンク先は4/22以降公開
公式X
@operaza4K

作品の舞台

©iStock

いわずと知れたパリのオペラ座は、正式名称パレ・ガルニエ宮(Le Palais Garnier)とよばれ、パリの中心部オペラ地区にあります。

19世紀の後半にナポレオン3世が大規模なパリの都市改造計画を打ち出し、貴族や資産家の社交場としてふさわしいエレガントな施設としてオペラ座の建設を命じて建設されたのが現在のガルニエ宮です。名前の由来は建物の設計をしたシャルル・ガルニエに由来していて、14年間を費やし1875年に完成しました。

建物内に一歩入ると豪華絢爛な装飾が目を惹きます。特に一面に金箔を貼った壁とシャンデリアがきらめくグラン・フォワイエ(大広間)、シャガールの天井画『夢の花束』、広い大理石の階段など贅を尽くした造りになっています。

パレ・ガルニエの内部は有料のガイドツアーで見学することができ(予約は公式HPから)、劇場ではボックス席から舞台や深紅のビロードで覆われた客席を見下ろすことができます。また「2階5番ボックス席」はファントム専用の席とされていて、小窓からは部屋のなかの様子をのぞくことができます。重厚な劇場の雰囲気のなかにもユーモアを感じられます。

パレ・ガルニエで外せないお土産

©iStock

パレ・ガルニエでは関連グッズを販売している店舗があり、広々とした店内ではバレエやオペラに関する書籍やDVD(パソコンでのみ再生可能)、グッズがずらりと並びます。
ダンサーの写真集やバレエ用品のほか、季節によっては劇場の屋根で採取された貴重なハチミツを購入することもできます。

ハチミツは喉に良いので、もしかすると劇団員にも愛用されているのかも・・・?

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筆者

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