クルーズ船「ピースボート」見学@小樽港勝納ふ頭
近年、増加を続けているという国内のクルーズ人口。
外航クルーズ、国内クルーズを併せて、2018年には過去最高の32万人もの日本人が
クルーズによる旅行を利用したそうです(2019.6.27国土交通省発表資料)。
![3_sideP8160154.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/3_sideP8160154-thumb-730x548-470325.jpg)
"Ocean going cruise ship, the Ocean Dream at Otaru Port"
そこで、今、人気のクルーズ船を見学しに、小樽港勝納ふ頭(かつないふとう)に立ち寄った
「オーシャンドリーム号」(ピースボート)を訪れました。
![1_front_.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/1_front_-thumb-730x548-470317.jpg)
勝納ふ頭へ近づくと、クルーズ船の一部が見えたのですが、
大きくて全貌がわからず、前方へ回り込んで撮影。
それもそのはず、オーシャンドリーム号の全長は205m、
幅は26.5mあるそうです!
ちなみに乗客定員は、約1,400名。
![2_top.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/2_top-thumb-730x548-470321.jpg)
船内は11階まであり、勝納ふ頭界隈のどの建物よりも高いかもしれません。
早速、船内へ。
今回は、オーシャンドリーム号の共用部分を見学します。
![4_stairs.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/4_stairs-thumb-730x547-470327.jpg)
エレベーターもありますが、階段を使って上の階へ向かいます。
ホテルのようなカーペット敷きの広い階段。
![5_elevatorhall.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/5_elevatorhall-thumb-730x548-470329.jpg)
階段を上がると、エレベーターホールや廊下が広くて驚きます。
これだけでも、移動するホテル、といわれる意味を実感する空間の大きさです。
![6_regencyrestaurant.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/6_regencyrestaurant-thumb-730x548-470331.jpg)
1,400名以上もの人の生活の場となるクルーズ船は、レストランがいくつもあります。
![7_restaurant.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/7_restaurant-thumb-730x548-470333.jpg)
こちらのクルーズ船では、朝・昼(いずれもビュッフェスタイル)・夜(コース料理)が
クルーズ料金に含まれているほか、時間帯によって、いずれかのレストランがオープンしており、
ブランチタイムやティータイムなどでも、好きな時間に食事をとることができるそう。
![P8160166.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/P8160166-thumb-730x548-470335.jpg)
バーも完備。
そしてこのバーの前には...
![P8160163.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/P8160163-thumb-730x548-470716.jpg)
多目的スペースと大きな窓から臨む海!
![P8160198.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/P8160198-thumb-730x548-470718.jpg)
さらに先へ進むと、デッキにはプールがあります。
![P8160175.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/P8160175-thumb-730x548-470720.jpg)
![P8160172.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/P8160172-thumb-730x548-470722.jpg)
プールのほかにもスポーツジムやバスケットコートなど、
スポーツで体を動かせる施設があります。
![P8160192.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/P8160192-thumb-730x548-470724.jpg)
![P8160187.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/P8160187-thumb-730x548-470726.jpg)
そして屋上デッキには、のんびり過ごせるスペースやジャグジーも。
![P8160213.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/P8160213-thumb-730x548-470732.jpg)
長い外航クルーズでは、100日以上も船上で生活するため、
小さな街といえるほど、各種施設が備わっています。
長期間を楽しく過ごすため、このほかショーやイベント、ワークショップなど
さまざまなプログラムを開催できるステージがある施設などもあり、
この日も写真↑奥の場所で、ピアノとバイオリンによるコンサートが催されました。
![P8160243.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/08/P8160243-thumb-730x548-470734.jpg)
飛行機などでの移動手段が多い中、人気が高まっているクルーズ。
複数の寄港する街々での観光ができるうえ、ホテル移動がない便利さがよいとの話を聞きましたが、
船内を実際に見学すると、さまざまなアクティビティを楽しめるクルーズ人気の秘密を
垣間見ることができたように思います。
帰り際、離れた場所から、再度船全体の撮影を試みました。
かなり離れて、さらに斜めの角度からの撮影で、ようやく全体が写りました。
関連サイト
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10103/20221014_041841_45380441_w320.jpg)
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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