アイルランド発祥の激安ファスト・ファッション Primark
イギリスにあるファスト・ファッション・ブランドには、日本でもおなじみのZaraやH&M、地場の Topshopにnext(関連記事)といったものが数多くあります。個人的なお気に入りは next ですが、こと価格に関していえばアイルランド生まれのプライマーク Primark の右に出るものはナシ!
![C0A1DDCD-51D6-4D60-A8CB-DC00C92F0456.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2019/12/C0A1DDCD-51D6-4D60-A8CB-DC00C92F0456-thumb-730xauto-490913.jpeg)
といえるのではないでしょうか。何が凄いって。安いだけではない、デザインも良し、服以外の小物も魅力的、いつ行っても新しい商品が並ぶというコスパが抜群にイイのです。
巨大フロアに並ぶクリスマス商品
この興奮は、店舗に足を踏み入れた瞬間から始まります。私がいつも行くクロイドン(関連記事)店は1階が女性用、地下が男性、2階が子供用品売り場となっていますが、天井が高く、遠くのエリアまで見渡せる仕切りのない広いフロアには、毎回心が躍ります。
![0D920A97-9431-4D3B-944B-A2928635115F.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2019/12/0D920A97-9431-4D3B-944B-A2928635115F-thumb-730xauto-490899.jpeg)
時はクリスマスシーズン真っ盛り。イギリスの一年で最も特別で華やかな季節。アパレル店にも関わらず、売り場の一等地ともいえるど真ん中のエリアに、衣服そっちのけできらびやかなギフト用商品が多数並んでいます。町中の土産物店でよく見かけるイギリス土産といえば、国旗のユニオンジャックや赤い電話ボックス、2階建てバスなどの絵があしらわれたベタな物がありますが、この時期のプライマークではこういった定番商品はあえて置かず、普段あまり見かけない個性光る、それでいてイギリスを感じさせる魅惑的な商品が所狭しと陳列されています。
![2D1AADB2-F27B-433D-897D-0E82745372DD.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2019/12/2D1AADB2-F27B-433D-897D-0E82745372DD-thumb-autox973-490901.jpeg)
また、良いアイディアだと感心したのが、「女子に贈る10ポンド(約1500円)以下のギフト」や子供、配偶者、恋人用と、シチュエーションに沿った商品がお手頃価格でまとまって置かれていた点。贈り物が盛んなイギリスでは、予算に沿ったプレゼント選びがしやすく便利だと思いました。
目移りするコスメグッズ
さらに衣服を退けてご紹介したいのが、コスメ商品が並ぶ Beauty コーナー。タップリ入ったビビッドカラーがかわいいマニュキアが1ポンド(約150円)均一。まるでヴィクトリア・シークレットのボディローションかと見紛うような? チューブ型のオシャレで珍しいシャンプーがこれまた1ポンド。
![B8225BB2-BB64-495A-93D3-C16B4E14A825.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2019/12/B8225BB2-BB64-495A-93D3-C16B4E14A825-thumb-autox973-490903.jpeg)
海外の雰囲気満載、グリッターがキラキラと輝くメイクボックスに化粧ブラシ(1ポンドではありません)。アレもこれも、日用使いできる値段でデザインも抜群なので、バラマキ土産にも最適です。
充実のキッズ売り場
そして外せないのが2階の子供服売り場。成長の早い子供には、ファスト・ファッションが大助かり! 欧米お得意のユニコーンがあしらわれたシリーズ、パーカー、着ぐるみのようなガウン、子供が歓声を上げる商品が大量に並びます。
![41D4E0F9-1F68-4FF5-BE1E-AEEDD6F28800.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2019/12/41D4E0F9-1F68-4FF5-BE1E-AEEDD6F28800-thumb-autox973-490905.jpeg)
今回私のお目当ては、買っても買っても片っぽを毎年なくされ買い足す、子供の手袋。普段の外遊び用なので、そしてまたいつなくされても構わないよう、狙っていたのです。そう、これまた1ポンド! のものを。ありました! ご丁寧に1ポンドで2セットもついています。2ポンドでより丈夫そうな物もあったので、(こちらも2セット)両方、計4つもの手袋を3ポンド(約450円)でお買い上げ。
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早速レジに勇んで向かおうとすると、子供用の歯ブラシを発見。海外の製品はブラシヘッドが大きいはずと敬遠していたのですが、こちらの商品はしっかり小さめ。しかも、これまたかわいい柄に3つも入ってなんと1ポンドどころか0.6ポンド(約90円)! いつも日本でわざわざ買い求めていたのですが、これで今後は現地調達できます。
レジまでの誘惑が多いフロア
ホクホク顔でレジに向かおうとするも、今度はインテリア雑貨コーナーに行手を阻まれました。椰子の木が描かれた南国風スーツケースやメタリックなカラーがシャープですてきなハンガーなどに目が行き、なかなかお会計まで辿り着けません。
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ようやく辿り着いても、まだまだ油断は禁物です。何故なら、レジまでの長い通路には両脇にまるでコンビニのレジ脇の和菓子のような感じで、ミニサイズの小洒落たオヤツやリップ、ソックスなどが吊るされているのです。
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人気店なので、いつも会計には長蛇の列が。ついつい壁の商品に目がいってしまい、まんまとその策略にハマってしまったことは一度ではありません。今回も、ココナッツチップスに引っかかってしまいました。結局、ほかの物が凄過ぎて、衣服のことは全く触れられませんでしたが、衣服もシンプルなデザインが多いので使いやすく、そしてもちろん、安いです!
PrimarkURL: https://www.primark.com/en/
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筆者
イギリス特派員
パーリーメイ
2017年よりロンドン南部で家族と暮らしています。郊外ならではのコスパのよいレストラン、貴族の邸宅、城めぐり、海沿い情報などが得意です。
【記載内容について】
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