ブルガリア・ソフィアの冬景色&旅行時の注意点
2019-2020年の冬は暖冬だとずっといわれていてなかなか雪が降らなかったブルガリア。
ですが2020年2月5日になってようやく雪が降り積もりました!
火曜日は最高気温15度と春のような陽気で、なかには上着なしで歩いている人もいるほどでしたが、水曜からは打って変わって最高気温2度。
気温差が激しく体がついていきません......。
私が渡航する前に聞いた話では「ブルガリア人は雪かきをしないから雪が降ると外を歩けなくなるらしい」とのことでしたが、それは少なくともソフィアに限っていえば間違った情報でした。
(まだブルガリアのほかの地域に冬場出かけたことがないため地方都市に関しては未確認です。)
毎年雪が降っているためブルガリアの雪対策はしっかり市民に根付いています。
大きな道路は夜中のうちに除雪車で雪かきされ、写真のように運転しやすいようになっています。
ソフィアでは11月にはすべての車のタイヤを冬用タイヤに変更することが決められているようで、雪が降ってから焦ってタイヤ交換をしたりすることもありません。
このように雪に慣れているため、積雪したからといって交通機関が麻痺することはほとんどなく、車での移動も問題ありません。
けれどたいへんなのは歩くとき。
広い道では雪かきがなされていますが、少し細い道になるとあまり雪かきされた様子がありません。
人が通った箇所は比較的雪が少なく一見歩きやすそうですが、断続的に雪が降り続くケースも多く気温も低いため、路面が凍結し転びやすいです。
実際私は去年娘を追いかけていて3回くらい転んでしまいました......。
またそもそも道路事情が悪く道がガタガタな部分も多いブルガリア。
その上に雪が積もったら道路の状態がまったく見えないので歩くときには注意が必要です。
ちなみに雪が降っていても気温が低くパウダースノーなので、多くの人は傘などをささずに暖かそうな帽子やフードをかぶって歩いています。
私にとっては気温がマイナスになっただけでかなり寒く感じますが、ブルガリア人は「やっと冬が来てくれた! でも本当の冬はもっと寒いから、今日はまだまだだね」と笑いながら話していました。
冬場のブルガリアでは厚手のコート(ダウンなど)と靴底がしっかりしたブーツ・手袋・帽子が欠かせません。
ただし屋内は暖かいのでコートの下は薄手のセーターなどで十分です。
今回はブルガリアの冬景色と注意点についてご紹介しました。
この時期ブルガリアにお越しの方は防寒対策をしっかりしてきてくださいね。
筆者
東京特派員
チカ
2018年8月から2022年5月までブルガリアの首都・ソフィアに住んでいた主婦。4年ぶりに東京に戻ってきて改めて日本の良さを実感しています!
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