完全隔離20日目:在宅令中のブエノスアイレスの町並み
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社会的、強制的、予防的隔離生活は2020年4月13日までの予定なんて信じられない状態なので、久しぶりに買い出しに行ってまいりましたら、けっこう町には人出がないですがスーパーや薬局の周辺には人がいました。
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Carrefour 前
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薬局チェーン店 Farmacity
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皆さん、対人間隔をまあまあ守っています。また普通、アルゼンチン人がふたり以上揃えば知り合いだろうが知り合いじゃなかろうが立ち話がすぐ始まるのに......辺りは静かなのがちょっと不気味です。
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こちらはCOTOというスーパーです。
![rappi.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/buenos_aires/assets_c/2020/04/rappi-thumb-730xauto-506164.jpg)
町なかで一番アクティブなのは大きな箱をうしろに乗せたデリバリー自転車です。
こちらはオレンジ色のはRAPPIという配達アプリの自転車。だいたいこの仕事に従事しているのはベネズエラ人。
彼らは国では食べられなくなり生活できないため、新天地を求めてほぼ亡命的にやってきた若者です。
正直感染の危険にさらされている仕事のひとつなのですが、仕事があって、またご飯が食べられるのは最高!ということでした。
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町なかで目立つ色はだいたいそうですね。
マクドナルドでデリバリーをやっているのかなと思ったらここに腰かけるところがあるのでRAPPIとGLOVOのお兄さんたちがたむろしていたのでした。
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いつもは夕方はそぞろ歩きの人が多いパレルモ・ソーホー地区もこんな感じです。
なお、ブエノスアイレス市内では2番目ぐらいの感染者数ですが、パレルモはとても大きい地区なので、普通の地域の2、3倍はありますから......。地域によるでしょうが、うちの近所では感染者はいなかったことは確かです......(うちの辺りはパレルモの下町ですからね......)。
社会的、強制的、予防的隔離生活は4月13日までの予定ですが、どうも延長は確実のようです。
それが4月23、27日、5月1日など諸説ありますけれども......。そこまで爆発的に伸びていないですが、患者数は一定数いますし、ほかのラテンアメリカ諸国と比べると感染者数など少ないですが、大きな影響を及ぼしている病気なのは確かです。
全国完全隔離生活20日目の4月9日現在、アルゼンチン国内では1894名(本日確認99名)の累計感染者数、そのうち79名(本日14名)の累計死亡者数です。
まだ感染者が出ていないのはカタマルカ、ラ・リオッハ、チュブッ州の3州だけです。
大部分はブエノスアイレス市感染者数521名、回復者数117名、死亡者数22名。そして取り巻くブエノスアイレス州感染者数488名 回復者数53名、死亡者数29名です。ちなみにブエノスアイレス州だけで日本がすっぽり入ります。そのあとサンタフェ州、コルドバ州。このふたつは第2、第3の都市があります。そしてチャコ州が続きます。
次は買い物の様子をレポートします。
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筆者
アルゼンチン特派員
相川知子
1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。
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