緊急事態宣言終了後初の週末 首都ソフィアの中心地の様子は?
5月13日に2ヵ月間の緊急事態宣言が解かれたブルガリア。
●ソーシャルディスタンスの継続指示
●店舗への入場制限
●屋内でのマスク着用義務
●レストランやカフェの屋内営業禁止
など引き続き感染拡大防止策は継続されていますが、実際の町の様子はどんな感じなのでしょうか?
2ヵ月に及ぶ引きこもり生活に疲れたわが家も、久々にソフィアの中心地に行ってみることにしました!
この記事では、緊急事態宣言あけ初の週末を迎えたソフィアの中心地の様子を写真付きでお伝えします。
カフェやレストランのテラス席がオープン
緊急事態宣言中はテラス席もすべて撤去されていましたが、屋外での営業が許可されてからはテラス席を持つほとんどの店舗が営業を再開し始めました。
撮影の都合上、人がまだ座っていない席の写真を撮りましたがテラス席を利用する人は多く、みんな久々の開放感を楽しんでいる様子です。
小売店は入場人数制限&ソーシャルディスタンスの徹底を継続中
現在ソフィアではショッピングモールの営業は禁止されていますが、小規模店舗の営業は許可されはじめています。
文房具店、美容院、ネイルサロン、化粧品店、おもちゃ屋さん、服屋さんなど、今までは閉まっていたお店もオープンしています。
一つひとつのお店ではちゃんと入場制限がされていて、お店の前で列を作って待つ人の姿も多く見られました。
店舗内に入るときはマスク必須なので、お店の前で待っている人たちの多くはマスクをしています。
ソフィアの中心部はなかなかの賑わい!
こちらはソフィアの中心部にあるヴィトシャ通り。
ショッピングストリートで休日には多くの人でにぎわっていた場所です。
私が出かけていたなかでもっとも混み合っていたのはこの場所でしたが、何とか人と人との間隔は取れているようでした。
通りでのマスク着用義務はなくなったので、マスクをしている人もいればしていない人もいる状況。
大人同士は距離間を取るよう気をつけていましたが、小さな子供たちはベンチの周りで追いかけっこをしたりしていて少し心配になるような状況でした。
わが家もまだ小さな子供がいるのでこの通りに滞在するのは少し心配だったため、急いで退散しました。
緊急事態宣言終了後の初の週末ということで、予想通り町は少し混み合っていました。
徐々に活気が戻ってきたソフィアの町。
とはいえまだ完全に新型コロナウイルスの感染が収まったわけではありません。
今後も感染状況に留意して最大限に気をつけつつ、楽しんでいきたいと思います。
なお繰り返しになりますが、残念ながらブルガリアではまだ第3国からの入国制限をしているので日本から観光で訪れることはできません(長期滞在許可証などを持っている人やブルガリア人配偶者を持つ人は別です)。
ヨーロッパでは多くの人が夏のバカンスを心待ちにしていて、ブルガリアも例外ではありません。
今後は国境封鎖をどうしていくのかに注目です。
筆者
東京特派員
チカ
2018年8月から2022年5月までブルガリアの首都・ソフィアに住んでいた主婦。4年ぶりに東京に戻ってきて改めて日本の良さを実感しています!
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